「SNSを見るたびに焦る」「他人と比べては自分を責める」——そんな日々を手放し、半年で−10kgを叶えたのは、会社員のIさん(40歳)。「痩せた理由は、食事や運動より“心の持ち方”にあったと思う」と振り返ります。
「他人と比べない」と決めた日が、ダイエットの本当のスタートだった
ダイエットに取り組んでは挫折を幾度となく繰り返していたIさんが転機を迎えたのは、「SNSの投稿を見るのをやめた日」だったとのこと。他人のダイエット成功例に触れるたびに感じていた焦りや劣等感を断ち切るため、ダイエット関連の投稿はすべてミュート。代わりに始めたのが、ノートに“自分のダイエット行動や体調、気分などを記録すること”でした。
「他人と比べるのをやめたら、比べる相手は“過去の自分”だけになった」と話すIさん。これが、ストレスなく続けられるダイエットの第一歩になったといいます。
続けられたのは「無理しない」「頑張らない」がルールだったから
Iさんが取り入れたのは、あくまでも“心地いい範囲”のダイエット習慣。運動は1日20分程度のウォーキングのみ。食事も、糖質制限やカロリー計算は一切せず、「お腹が八分目で満足できたらOK」というスタンスにしたと言います。
「“頑張っている感”がないことが、むしろ続けられた理由かも知れない」と振り返るIさんは、2ヶ月で−4kg、半年後には−10kgという結果を手にできたそう。「他人の目を気にしなくなっただけで、どんどん結果がついてくるようになった」とのことです。
減ったのは体重だけじゃない。“自己否定”のクセも手放せた
「この体じゃダメ」「もっと痩せなきゃ」——。そんな“自己否定”のクセを手放したことで、心まで軽くなったというIさん。
きっとIさんのダイエット成功事例は、頑張っているのに結果が出ないと悩む人たちの背中をきっと押してくれるはず。他人と競うのではなく、昨日の自分とだけ向き合う——そんな“自分軸”のダイエットこそ、いちばん続けやすく、いちばん成功に近づける方法なのかもしれません。<text:beauty news tokyo編集部>