「外食ばかりで体が重い…」「カロリーも塩分も気になるけど、時間がない」——そんな悩みを抱えていたのは、在宅勤務中心の会社員・Mさん(38歳)。料理が得意とは言えなかった彼女が、“自炊するようにしただけ”で3ヶ月−7kgのダイエットに成功。

そこで今回は、料理が苦手でも無理なく続けられた【食生活を整えるダイエット】のコツを紹介します。

朝ごはんだけ“自炊”からスタート

まずMさんが始めたのはおにぎり、味噌汁、卵焼きなど、「毎朝、1品だけでも簡単なものを作る」こと。

1品だけでも自分で用意するだけで「ちゃんと食べた感」が得られたようで、朝から食べ過ぎずに済むようになり、その日1日の食事コントロールがしやすくなったそう。しかも「コンビニ食よりも、味が薄くても満足度が高いんです」と振り返ります。

おかずの「作り置き」で“選択肢”を減らす

次に取り入れたのは週末におかずを「作り置き」すること。小さなおかずを何種類か冷蔵・冷凍しておくだけで、平日の自炊がグッとラクになったと言います。

「味付けや油の量を自分で決められるから、食後も体が重くならない」とMさん。結果的には開始2ヶ月で−5kg、最終的に−7kgを達成しました。

食生活を“整える”視点が継続のカギ

Mさんが成功できた最大の理由は、「痩せたい」ではなく「整えたい」へと視点が変わったことでした。食材や調味料にこだわってみたり、好きな器を使ってみたりなどの小さな工夫が、日々の食事を楽しくしてくれたそう。

「自炊することって、味や栄養以上に“自分を大切にする時間”なんだと感じました」とのこと。忙しい毎日の中で、食事の時間が“癒しのひととき”に変わったと話します。

“完璧”より“気楽”に、自炊を始めてみよう

1日3食すべて自炊するという完璧さは必要ありません。まずはMさんのように「朝ごはんだけ」「常備菜を用意してみる」など、できる範囲で気楽に始めてみるのがポイント。“痩せたい”ではなく“整えたい”を軸にした自炊習慣から、あなたのダイエットもきっと変化していくはずですよ。

<text:beauty news tokyo編集部>

編集部おすすめ