「つい昨日、食べすぎた…」と自己嫌悪になる朝。でも、太るかどうかは“翌日”の過ごし方で決まるって知っていましたか?体型をキープしている人は、食べすぎた日こそ焦らず「食リセット習慣」を実践しているもの。
朝食は抜かない。代謝を“オン”にする軽食が基本
「食べすぎたから朝ごはんは抜こう…」は逆効果。体は“飢餓状態”と判断し、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。大切なのは、軽めでもいいので朝に代謝スイッチを入れることです。
おすすめは、野菜スープやフルーツ+ヨーグルト、味噌汁と卵など。温かいものを選ぶと内臓も活性化し、代謝リズムがスムーズに整います。
昼は“腹八分”で栄養をリバランスする
食べすぎた翌日は、胃腸をいたわりながらもしっかり栄養補給を。野菜・たんぱく質・良質な炭水化物をバランスよく、「軽すぎず重すぎない」ランチを選ぶのがコツです。
例えば、チキンサラダ+玄米おにぎりや、具沢山の味噌汁+納豆ごはん+野菜サラダなどがおすすめ。時間に余裕があれば、空腹を感じてから食べるようにもしましょう。
夜は“軽・早・温”を意識して、内臓をリセット
夜こそリセットのラストチャンス。脂質や糖質を控え、消化にいいものを早めに食べるのが鉄則です。
湯豆腐、野菜の蒸し煮、ささみスープなど、温かいメニューで胃腸を休めましょう。
“調整できる人”が、長期的に体重をキープできる人
ダイエットや体型維持で大事なのは、毎日完璧な食事ではなく、ズレを調整する力。食べすぎたとしても、「次の日で戻せるから大丈夫」と思えると、罪悪感にも振り回されなくなります。今日の自分に合った“整え方”を押さえておくだけで、ダイエットや体重キープはもっとラクになりますよ。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>