― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.12 ―「すっかりもうお母さんだね」──悪気のない一言かもしれないけれど、なぜか引っかかる。それって褒め言葉?それとも“もう女として見られてない”ってこと?と、モヤモヤしてしまう女性は多いはず。
“母親”という役割に埋もれていない?
子どもや家族を優先する日々の中で、気づけば「私自身のこと」を後回しにしてしまっていること、ありませんか?その積み重ねが“母親っぽさ”として表れるのは自然なこと。でも、自分を置き去りにしてしまうと、心も見た目も疲れてしまいます。まずは、自分だけの時間を意識的に作って、“自分軸”を取り戻すことから始めましょう。
外見に“女性らしさ”のひと匙プラス
「母親っぽくなった」と言われる背景には、ファッションや髪型が“実用性重視”になりすぎている可能性も。なので、例えばリップだけ華やかにする、スカートを選んでみる、ヘアにツヤを足すなど“ちょっと女性らしい”要素をひとつ加えてみましょう。誰かのためじゃなく、自分のために“ときめき”を取り戻すのです。
“見られる意識”が、自分を保つスイッチになる
子育てや家事に追われると、“見られている”という感覚が薄れてしまいがち。でも、「どう見られたいか」を思い出すことは、自分を整える第一歩です。例えば「好きな服を着てカフェに行く日」を週に1度つくるようにしましょう。小さな“自分時間”があるだけで、気持ちに張りが戻ってきますよ。
「母親っぽくなったね」という言葉にモヤッとするのは、“若々しくありたい”、“自分らしさを忘れたくない”という気持ちがあるからこそ。その気持ち、大切にしていいんです。