― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.13 ―「若く見られたいけど、無理してると思われたくない…」そんな風に思ったことはありませんか?大人世代の女性にとって、年齢とどう向き合うかは大きなテーマの1つ。“若作り”と“若見え”は似ているようでまったく違います。

その違いを左右するのは、実年齢ではなく見せ方の工夫や意識の差。そこで今回は、“品よく若く”見せるための【大人の3大ルール】を紹介します。

ルール(1)流行より“似合う”が正解。トレンドの取り入れ方を見直す

若々しく見せようと、トレンドを盛り込みすぎていませんか?“流行に敏感=若見え”とは限らず、むしろ全身トレンドコーデは「頑張ってる感」が出てしまうことも。大人の若見えに必要なのは、今の自分に似合うかどうかを基準に選ぶ視点。

「若作り」と「若見え」の違いとは?“品よく若く”見せるための...の画像はこちら >>

トレンドは小物や色で“ひとさじだけ”取り入れて、形や素材はベーシックに。そうすることで、自分らしさを保ちながら、今っぽさをさりげなく表現できます。

ルール(2)肌と髪の“質感”が印象年齢を左右する

服やメイクを工夫しても、肌や髪がパサついていたら台無し。「清潔感」「うるおい」「ツヤ感」——これらは若見えの三大要素です。

ファンデーションは厚塗りよりも薄づき&ツヤ仕上げ、ヘアは定期的なトリートメントやオイルでまとまりを意識すると、全体の印象がぐっと若返ります。大切なのは、“若さを演出する”のではなく、“疲れて見せない”という考え方。無理に若く見せなくても、肌と髪が整っているだけで清潔感と品のある若見えが叶います。

ルール(3)盛るより“引き算”。
全体のバランスでこなれ感を演出

「目元はがっつりメイク」「髪は巻きすぎ」「アクセはじゃらじゃら」…すべてを盛ってしまうと、逆に“若作り感”が出てしまうことも。若見えには、どこかに“抜け感”が必要です。

メイクを華やかにした日は服をシンプルに、アクセを主役にしたい日はメイクをナチュラルに…など、全体でバランスを取る“引き算の美学”が大人の若見えには欠かせません。すべてを主張させない、余白を残すスタイリングが“こなれた若さ”を演出します。

若見えとは「年齢を隠すこと」ではなく「今の自分を素敵に見せること」

「若作り」と「若見え」の違いは、無理しているかどうかの差。年齢を隠そうとするほど頑張りが見えてしまい、かえって印象がチグハグに。流行を取り入れるときも、スキンケアも、メイクも、「どう見られたいか」ではなく「どう心地よくいられるか」が基準にして、品よく、自分らしく、大人の“ナチュラルな若見え”を楽しんでいきましょうね。<text:ミミ>

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