「ヘルシーにしよう」と思って選んだサラダやスムージー。でもなぜか痩せない…。

それ、もしかしたら“ヘルシーそう”に見えて居るだけで、実は太るメニューなのかも知れません。見た目やネーミングに惑わされて、「ダイエットしているつもり」が逆効果になってしまうのは本末転倒。そこで今回は、ダイエット中に避けたい【メニュー選びの勘違い】について解説します。

実は高カロリー!? サラダに潜む“トッピングの罠”

「サラダ=痩せる」は思い込み。ベーコン、チーズ、揚げ物、ナッツ類などが乗ったボリューム系サラダは、1皿500kcalを超えることもあります。さらに、シーザーやごまなどのこってりドレッシングをたっぷりかければ、ラーメン並みの高カロリーメニューに!

「ヘルシーそう」なのに太る!? ダイエット中に避けたい【メニ...の画像はこちら >>

痩せたいなら、蒸し鶏・豆腐・海藻・ゆで卵などのたんぱく質に、葉物野菜を合わせて。ドレッシングはノンオイル、またはオリーブオイル&塩でシンプルにまとめるのが正解です。

そのスムージーやアサイーボウル、“糖質のかたまり”かも!?

朝食や間食で人気のスムージーやアサイーボウル。見た目はヘルシーでも、フルーツの糖分やトッピングで糖質過多になりがち。特に市販のものには、シロップやはちみつが追加されているケースも多く、血糖値の急上昇を招きやすくなります。

スムージーは葉物野菜多め+果物は少なめ(例:バナナ1/2本程度)に。アサイーボウルは、グラノーラやはちみつを控え、ナッツやチアシードなどの“噛みごたえ食材”で満足感を高めましょう。

コンビニやスーパーの“ヘルシー弁当”も鵜呑みにしないで

コンビニやスーパーでよく見かける“ヘルシー弁当”や“糖質オフ弁当”。実は味付けの濃さや添加物の多さで、むくみや代謝低下を招くことも。チェックしたいのは原材料と栄養バランス。

「焼き魚+玄米+煮物」など、たんぱく質と食物繊維がしっかり摂れる、シンプルな構成がベストです。「ヘルシー風のメニュー表記」ではなく「体に本当に優しいか」で選ぶようにしましょう。

「痩せそう」で選ばず、“体に合う食事”を見つけよう

ダイエット成功の鍵は、“なんとなく健康そう”に流されないこと。食事を選ぶときこそ、見た目より中身や栄養バランスを重視する目利きが求められます。ヘルシーという文字に振り回されるのではなく、自分の体質やライフスタイルに合う食事を見つけることが、ダイエット成功への最短ルートですよ。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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