夜勤が多く、生活リズムが不規則…。そんな人でも「効率よく痩せたい!」という願いは同じ。

そこで注目されているのが、“タイパ(タイムパフォーマンス)”を重視したダイエット法です。そこで今回は、30代の現役看護師Aさん(都内・病棟勤務)に、夜勤シフトの合間でも無理なく−4kgを達成したダイエット法について取材しました。

夜勤の日こそ“食べ方”を工夫。食事の「タイミング」がカギ

夜勤中は「つい間食してしまう」「食事の時間がバラバラになる」と悩む人も多いはず。Aさんも以前は、休憩時にお菓子を食べ過ぎてしまったり、帰宅後にドカ食いしてしまったりすることがあったそう。そこで取り入れたのが、“あえて空腹時間をつくる”こと。

「夜勤の休憩中もなるべくおにぎり1個やスープ程度にして、朝帰宅後は軽めのプロテイン+バナナで済ませ、少し寝てから普通の昼食を食べるようにしたんです」

とのこと。たったこれだけで体重の増減が安定し、体調も整っていったそうです。

筋トレゼロでもOK。“整える”ことを意識した3つの習慣

自称“運動が続かないタイプ”と語るAさんが。運動については意外にも“ノー筋トレ”だったと言います

「出勤前に5分だけストレッチする、湯船に10分以上浸かる、お風呂上がりに白湯を飲む。この3つを毎日続けていました」

と振り返ります。

ストレッチで交感神経が刺激され、入浴でむくみもスッキリ。さらに白湯を飲むことで暴飲暴食も防げたと言います。

無理しないから続けられる。リバウンド知らずの“痩せ習慣”

ダイエットに取り組むにあたって、

「痩せることをゴールにしないように意識していた」

というAさん。“毎日ちょっとずつ自分を整えること”を目標にしたと振り返ります。実際、体重も“週1回だけ朝に測る”ようにしたことで数字に振り回されなくなり、食事も運動もルーティン化しやすかったとのことです。

このようにハードな運動も、極端な糖質制限もナシ。それでも−4kgを実現できたAさんの事例は、きっと夜勤や不規則な生活スケジュールに悩む人の参考になるはず。まずは生活を整えることを目標に、今日から白湯や湯船習慣から始めてみてくださいね。<取材・文:beauty news tokyo編集部>

編集部おすすめ