「夜遅く食べると太る」とはよく聞くけれど、残業や家事で夕食が遅くなる人も多いはず。そこで試してほしいのが、“夕食は20時まで”に終えるという【簡単ダイエット】。

今回取材したKさん(39歳・女性・事務職)は、この習慣を3ヶ月続け、体重−5kg、むくみや胃もたれの軽減にも成功しました。

早め夕食のコツは“下ごしらえと作り置き”

仕事や家事で忙しい日でもルールを守るため、Kさんは朝の出勤前に夕食の下ごしらえを済ませているそう。また、週末にまとめて野菜を切って保存するようにしたり、メインのおかずを作り置きしておいたりなど、仕事からの帰宅後は“温めるだけ”にしておくそうです。

こうすることで調理時間が短縮され、準備していると遅くなりがちな夕食の時間を前倒し。また、量は腹8分目、ご飯を少なめにし、タンパク質と野菜をしっかり摂って満足感と栄養バランスを両立していると言います。

睡眠中の消化がスムーズに

そもそもKさんがこのダイエット法を始めたきっかけは、寝る直前まで胃が重くて眠りが浅かったこと。そこで「夕食は20時までに終了」と決め、できない日は軽めの置き換えに。食後3~4時間は消化に使えるため、就寝時には胃腸が休まり、睡眠中もスムーズに消化が進むようになったそうです。

「続けているうちに、翌朝のむくみやポッコリお腹が気にならなくなった」とKさんは語ります。

夜の小腹対策は“温かい飲み物”と“歯磨き”

20時以降、どうしても小腹が空いたときは、ハーブティーや白湯など温かい飲み物で満たすのがKさん流。さらに早めに歯磨きをすると「もう食べないスイッチ」が入り、自然と間食を防げます。

「最初の2週間は夜にお腹が空いて仕方なかったけれど、慣れるにつれ空腹感も減り、朝の体の軽さを実感できるようになった」そうです。

\食事時間をルール化するだけで、体も生活も整う/

複雑な制限やカロリー計算は不要。“夕食20時までルール”は、体重減量だけでなく、睡眠の質や翌朝の軽さまで変えるシンプルな習慣です。夜型生活の人でも、下ごしらえや作り置きの工夫次第で取り入れられますので、まずは1週間、試してみませんか?<取材&文:beauty news tokyo編集部>

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