「運動は嫌いだし、自炊もしない。そんな私が本当に痩せられるなんて…」と笑うのは、Bさん(32歳・事務職)。

学生時代から運動習慣はなく、残業後はコンビニや外食で済ませる生活が当たり前で、体重はじわじわ増え、気づけば過去最高を更新し続けていたそうです。そこで今回は、そんなBさんが3ヶ月で体重−5kg、ウエスト−6cmを叶えた“ルーティン化”がキーワードの【ダイエット習慣】について紹介します。

食事は「買うものリスト」を決めておく

「自炊をしない」というBさんは、食事は帰宅途中に寄るスーパーで購入する毎日。そして、ダイエットを開始してからは、買い物前に“買うものリスト”を決めてから店に入るスタイルに変更しました。例えば夕食は「サラダチキン+カット野菜+糖質控えめスープ」と決めておくのです。

決まった棚だけを回るようにすると、お菓子コーナーや惣菜売り場の誘惑も減ったそう。さらに「今日は何食べよう…」と迷わなくなるので、疲れている日でも自然とヘルシーな食事になったと言います。なお、Bさんによると「小腹対策として無糖ヨーグルトや小袋に入ったナッツを常備しておくのがおすすめ」とのことです。

運動は「時間」と「内容」を固定する

運動嫌いのBさんが選んだのは、出勤前のスクワット10回と、寝る前の5分ストレッチだけ。「帰宅後にやろう」とすると気持ちが萎えるため、出勤前と寝る前に“必ずやる”時間を固定。動きも毎日同じにして、動画はお気に入りに登録。こうして「毎日やることが同じ」だから、やるかやらないかを悩むこと自体がなくなったと言います。

ルーティン化で「やらないと気持ち悪い」状態に

食事と運動を“ルーティン化”するというダイエット。最初の1週間は正直面倒に感じたものの、2~3週間続けるうちに、Bさんは「やらないと落ち着かない」という感覚になったそう。

結果、外食の回数は週5回→週2回に減り、間食もほぼゼロに。そして、体重は3カ月で−5kg、ウエストも−6cmと、見た目の変化まで実感できるようになりました。

このようにBさんが痩せられた要因は、モチベーションだけに頼らず、やることを“決めておく”=ルーティン化できたこと。やる気がある日だけでなく、「やる気がゼロの日」でも淡々と続けられるよう、まずは買うものリストを作成する、運動の“時間と内容”を決めるなどのマイルールを日常に組み込むことから始めてみてくださいね。<取材&文:beauty news tokyo編集部>

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