好きな男性の「お願い、これだけ手伝って」「君がいないとダメなんだ」などの言葉につい心を動かされてしまう女性は少なくありません。でも、最初は可愛く感じる甘えも、気づけば依存や搾取に変わることも。
「頼られる心地よさ」が利用されていないか確認
甘え上手な男性は、頼るタイミングや言葉選びが絶妙。「これ、君しかできない」「助けてくれないと困る」など、女性の優しさを引き出すセリフを自然に使います。助け合いは恋愛に必要ですが、一方的な依存関係になっていないか定期的に振り返りましょう。
甘えが“日常化”したら要注意
最初は小さなお願いでも、やがて生活費の補填や家事・仕事の肩代わり、精神的ケアまで求められるようになる場合があります。こうなるとあなたの時間・体力・感情は消耗し続けますし、男性は自立心を失い依存度がより加速してしまうでしょう。頼まれたことを断れない状態が続いていないか、客観的に見直すことが必要です。
愛情と自己犠牲を混同しない
「彼を支えることが愛情」と思い込みすぎると、境界線が曖昧になり、自分をすり減らす恋愛に陥ります。母性本能をくすぐられて動く前に、一呼吸置いて「本当に私がやるべきこと?」と思いを巡らせましょう。対等な関係を保つためには、自分の時間や気持ちを守る意識が不可欠です。
頼られることは悪いことではありませんが、それが一方通行になれば負担になります。しかも母性本能を利用する男性に限って、優しさを“当然”と受け止めがち。守ってあげたい気持ちと、自分を大切にする気持ち、そのバランスをしっかり取っていきましょうね。