恋人時代には「親思いで優しい」と感じていたはずなのに、結婚した途端「母親第一主義」がむき出しに…。「夫が何をするにも母の意見が最優先」「私の存在は二の次」と感じる妻は少なくありません。
些細な決断まで「母親に相談」
「家具や旅行先まで“母に聞いてから”と言われる。結局、母の意見で決まってしまうんです」(33歳・主婦)
本来なら夫婦で話し合うべきことを、母親に丸投げする夫。妻は「私の意見は存在しないの?」と感じ、信頼は崩れていく一方。自立できない夫の態度は、夫婦の主導権不在を招き、ストレスの原因になります。
母親の意見の方が“正解”とする夫
「子どもの食事に口を出した義母に、夫は“母のほうが詳しいから”と私を完全スルー。涙が出ました」(36歳・会社員)
母親を優先する姿勢は、妻に“家庭の居場所がない”という絶望感を与えます。母と妻を比べること自体が信頼関係を壊す大きな要因。努力を否定されたと感じた瞬間、妻の心は一気に離れてしまうのは仕方のないことでしょう。
非常時に「家庭より母親」を選ぶ
「義母が体調を崩した時、夫は即座に実家へ。私と子どもは後回しでした」(34歳・パート)
結婚は“親からの独立”が前提。いざという時に家庭を守れない夫は、頼りない存在と映ります。妻が感じるのは“孤独”と“見捨てられ感”。
親を大切にする気持ちは素晴らしいですが、結婚した以上は「夫婦が最優先」であるべき。母親を優先し続ける夫に疲れを感じているなら、まずは冷静に「家庭を守る責任」を話し合うことが必要でしょう。