「家事も育児も手伝ってるつもりなんだけど?」――夫がそう言った瞬間、「は?」と心の中でつぶやいた経験、ありませんか?実はこれ、結婚生活でかなり多いすれ違い。そもそも夫婦は“手伝う”関係じゃなくて“一緒にやる”のが基本なのに、気づかないうちに“お客様スタンス”になってしまう男性は少なくありません。

その結果、夫婦仲はいわじわ壊れるいくのです。

「俺もやってるよね?」という地雷ワード

「お皿1回洗っただけで“俺も家事やったよね”とドヤ顔…。私の毎日は“当たり前”なのに、夫の1回は“特別”扱いなんです」(31歳・会社員)

これ、めちゃくちゃ共感する人多いはず。家事を“やってあげてる”って感覚だと、妻は常に「ありがとう」を求められる側に。結局、家事の主導権は妻にあるままだから、夫は「加点式」なのに妻は「減点方式」という不公平が生まれちゃうんです。

育児を「たまに参加」で済ませないで

「子どもを一回お風呂に入れただけで“今日は頑張った俺!”って自分を褒めてた。毎日やってる私は一度も褒められたことないのに…」(34歳・パート勤務)

育児を“イベント”だと思ってると、妻は孤独一直線。子どもは毎日生きてるし、泣くし、育つし、やることは無限にあるのに、夫が“たまに登場するヒーロー”だと負担の差は広がる一方。日常にコミットしてこそ、本当の「育児参加」なんです。

「仕事あるから」は言い訳にならない

「夜泣きで寝不足でも、夫は“明日仕事だから”で終了。せめて“ありがとう”の一言くらいあれば違うのに…」(29歳・専業主婦)

妻だって24時間フル稼働の仕事をしてるわけで、「俺は会社、君は家」なんて線引きは成立しません。しかも、感謝や労いの言葉をスルーされると、“私だけ頑張ってる感”がMAXに。ほんの一言で救われるのに、それを惜しむと夫婦の距離は一気に冷え込んでしまいます。

夫婦は「やる人」と「手伝う人」じゃなくて、同じチーム。

もし夫に“やってあげてる感”がにじんでいるなら、早めに話し合いを。小さな「ありがとう」や、日常的な分担の見直しが、長い結婚生活を守るカギになります。結局のところ、愛情って大きなイベントよりも、毎日の小さな積み重ねでしか育たないんですよね。

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