【川越プリンスホテル】の朝食は9階にある「ブッフェレストラン エトワール」でいただきます。和洋食の多彩なメニューをそろえ、ライブキッチンでは出来立てのオムレツを用意。

さらに狭山茶のうどんや地元川越にある「はつかり醤油」を使ったドレッシングなど地域の味を楽しめる料理がそろいます。

|朝食はホテル最上階で

朝食ブッフェは6時30分から9時30分(L.O.9時)まで。ランチブッフェも行っていて、時間は11時30分から15時です。季節ごとにメニューも変わり、夏は北海道フェア、2025年9月2日(火)から11月30日(日)はいつにも増して地元の旬をそろえる埼玉県フェアを開催します(ランチは月曜定休)。

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▲多彩な料理が並ぶ朝食ブッフェ

ソーセージやベーコン、ミニハンバーグなどの和洋の料理や、サラダバー、デザートコーナーなど、全ての料理を試すことができないほど様々な料理を用意します。

【川越プリンスホテル】朝食ブッフェで美味しく工夫された「埼玉の味」を満喫

▲ホットディッシュコーナー

|種類が豊富で味も多彩

埼玉県産の食材や地域に根差した料理が並ぶ朝食ブッフェ。大人は1人¥3,000、小学生¥1,500、4歳から6歳の未就学児¥1,000です。

ズッキーニやブロッコリーなど、食べ応えのあるざく切り野菜を使った「チキンのトマト煮」。朝からたっぷり野菜を食べられるヘルシーな一品です。

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▲「チキンのトマト煮」は野菜たっぷり

川越と言えばサツマイモスイーツが有名です。江戸時代中頃から川越とその周辺地域で栽培されているサツマイモは、船を使って浅草へ運ばれ一大ブームになったほど。朝食ブッフェでは「大学芋」を用意。歴史ある地元の味を楽しめます。

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▲ホクホクした味わいの「大学芋」

温野菜にはバーニャカウダソースも用意されていますが、カレーにトッピングしたりオムレツなどに添えるのもおすすめです。

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▲「温野菜」と「ショートパスタのガーリック風味」

和食メニューも充実。この日は筑前煮と鮭の塩焼きなどがありました。

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▲和食コーナー

ご飯のお供も充実です。かつお梅や柴漬、オクラひじき、しらすなどをそろえます。特に注目は埼玉の「しゃくし菜漬け」。雪白大菜(せっぱくたいさい)がしゃもじの形に似ていることから、秩父地方ではしゃくし菜と呼び、乳酸発酵させた酸味のある味が特徴です。『マツコの知らない世界』でも紹介された秩父の特産品です。

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▲試しておきたい秩父の「しゃくし菜漬け(右端)」

SDGsなふりかけも注目です。規格外の野菜や食品工場などで出る端材を、粉末化したタマネギやゴボウのパウダー「ぐるりこ」は、埼玉県の会社が製造。ホテルではそれぞれタマネギのぐるりことたまご、ゴボウのぐるりことゆかりを合わせ、自家製のふりかけを作りました。

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▲「ぐるりこ」を使った自家製ふりかけ

プラスアルファでさらに多彩な味を楽しめるソースバーも新発想。本場イギリス・ウスター地方の「リーペリン ウスターソース」や、沖縄のステーキハウスの必需品でイギリス製の「 A1ソース」、中国の黒酢「鎮江香酢」、川越の松本醤油が造る「はつかり醤油」などをそろえ、料理にアクセントを添えられます。

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▲新発想「ソースバー」

パンはクロワッサンやバケット、デニッシュなど。バターやいちごジャムの他に、梅林の有名な越生(おごせ)町の梅ジャムもありました。

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▲パンコーナー

TEARTH(ティーアース)のティーバッグは8種類もそろえ、様々な味を試せます。

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▲ドリンクコーナー

デザートコーナーには、ヨーグルトやフルーツ、ソフトクリーム、シリアル、ナッツ類が並びます。特に川越や入間市、狭山市は古くからお茶の生産地。川越市内でのみ生産された茶葉を使った “河越抹茶” の自家製プリンは、濃厚なお茶の風味を味わえます。

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▲デザートコーナー

|様々な味を試してみたい

多彩な料理に合わせて9品のせられるビュッフェプレートを用意。たっぷりの野菜が煮込まれたミネストローネやオープンサンド、焼き立てのオムレツなどをいただきました。

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▲出来立てのオムレツや埼玉グルメも楽しめる朝食

大小の川が多い川越は江戸時代からウナギを食べる習慣があって、市内には100年を超える専門店も。ライブキッチンではウナギの蒲焼が入った珍しい「う巻きオムレツ」を用意。朝から贅沢を楽しめます。

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▲ウナギ入り「う巻きオムレツ」

埼玉県では13世紀から生産をしていると伝わるお茶。

ホテルでは、料理にもお茶を使います。狭山茶の出汁をかけていただくお茶漬けは、ほんのりお茶が香るさっぱりとした味。麺に狭山茶を練り込んだうどんも用意され、どちらも忘れずに試しておきたいメニューです。

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▲狭山茶を使ったお茶漬けとうどん

シェフに頼むとクロワッサンを切ってくれるので、野菜やチーズ、ベーコンなどをはさんでセルフのオープンサンドを作れます。

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▲自分で作れるオープンサンド

ホテルに泊まったら朝カレーはお楽しみのひとつ。肉の旨味や溶け込んだ野菜のコクを楽しめて、程よくスパイシーな味付けです。柔らかく煮込まれた牛肉がたっぷり入るほか、温野菜のトッピングもおすすめです。

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▲牛肉がゴロゴロ入る「エトワール特製カレー」

※ここで紹介したメニューは取材時のもので、季節や仕入状況により変更される場合があります。

埼玉県内の素材や歴史的背景をもった料理なども用意する【川越プリンスホテル】の朝食ブッフェ。ウナギを使ったオムレツや珍しいソースバイキング、秩父特産の漬物、狭山茶や河越抹茶を使った料理やデザートなど個性のある料理もそろえます。埼玉の味をぜひ試してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:川越プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/kawagoe/>

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