「食事制限はどうしても続かない」「運動は苦手で三日坊主…」といった悩みを抱える人は少なくありません。そこで注目されているのが“食べる時間を区切るだけ”の【16時間ダイエット】。
16時間ダイエットは“制限感ゼロ”で始めやすい
Iさんが実践した16時間ダイエットは、食事時間を8時間以内に絞るシンプルな方法。昼休みに1日の最初の食事をとり、夜20時までに夕食を済ませるスタイルです。「夜遅くに食べないから翌朝の胃が軽くて。お昼を一番楽しみにするようにしたら、思ったよりも続けやすかったです」とIさん。
研究でも、16時間空腹を保つことで糖から脂肪へのエネルギー切り替えが起こりやすくなり、内臓脂肪の減少や血糖コントロールの改善が期待されると報告されています。ハードな食事制限をしなくても“痩せやすいモード”に入れるのが魅力です。
空腹をやり過ごす工夫——出社前と午前中にひと工夫
開始当初の1週間は、朝食を抜くことへの空腹感が大きな課題だったIさん。そこで以下の工夫をしたと言います。
・出社前に白湯を飲んで体を温める
・午前中は無糖コーヒーや炭酸水で気分を紛らわす
・どうしても辛いときはナッツ(少量)やゆで卵(1個)を食べる
「“絶対に食べない”と決めると苦しくなるので、軽食をOKにしたら続けやすかったです。仕事中の集中力も落ちず、自然に習慣化できました」とのこと。ルールに柔軟性を持たせたことが、継続できた大きな要因でしょう。
実践するときの注意点も忘れずに
16時間ダイエットは“食べる時間を区切るだけ”のシンプルな習慣なので、会社員の生活リズムにもなじみやすく、ストレスなく続けられるのが魅力。ただし、実践する際には下記を注意しましょう。
・水分補給はこまめに行い、脱水を防ぐ
・夜更かしが続くと空腹感が強くなるため、睡眠リズムを整える
・持病がある人や妊娠中の人は医師に相談してから始める
・無理な我慢はせず、体調に合わせて軽食を調整する
正しい方法で取り組むことで、体への負担を減らしながら継続につなげることができます。ぜひ今日から食事のタイミングを見直して、自分に合ったペースで「16時間ダイエット」を始めてみませんか?<取材&文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>
※本コンテンツの画像(top)は生成AI(ChatGPT)を利用して作成しています