「食事制限はどうしても続かない」「運動は苦手で三日坊主…」といった悩みを抱える人は少なくありません。そこで注目されているのが“食べる時間を区切るだけ”の【16時間ダイエット】。

30代会社員のIさん(仮名)は「昼12時から夜20時までを食事タイム」と決め、9時出社・18時退社の生活サイクルに合わせて3ヶ月継続。その結果、体重は−8kg、体脂肪率は−6%という成果を得られたそう。そこで今回は、会社員ライフでも無理なく実践するコツと、実践する際の注意点を紹介します。

16時間ダイエットは“制限感ゼロ”で始めやすい

Iさんが実践した16時間ダイエットは、食事時間を8時間以内に絞るシンプルな方法。昼休みに1日の最初の食事をとり、夜20時までに夕食を済ませるスタイルです。「夜遅くに食べないから翌朝の胃が軽くて。お昼を一番楽しみにするようにしたら、思ったよりも続けやすかったです」とIさん。

3ヶ月で−8kg!会社員ライフでも無理なく続けられる【16時...の画像はこちら >>

研究でも、16時間空腹を保つことで糖から脂肪へのエネルギー切り替えが起こりやすくなり、内臓脂肪の減少や血糖コントロールの改善が期待されると報告されています。ハードな食事制限をしなくても“痩せやすいモード”に入れるのが魅力です。

空腹をやり過ごす工夫——出社前と午前中にひと工夫

開始当初の1週間は、朝食を抜くことへの空腹感が大きな課題だったIさん。そこで以下の工夫をしたと言います。

・出社前に白湯を飲んで体を温める

・午前中は無糖コーヒーや炭酸水で気分を紛らわす

・どうしても辛いときはナッツ(少量)やゆで卵(1個)を食べる

「“絶対に食べない”と決めると苦しくなるので、軽食をOKにしたら続けやすかったです。仕事中の集中力も落ちず、自然に習慣化できました」とのこと。ルールに柔軟性を持たせたことが、継続できた大きな要因でしょう。

実践するときの注意点も忘れずに

16時間ダイエットは“食べる時間を区切るだけ”のシンプルな習慣なので、会社員の生活リズムにもなじみやすく、ストレスなく続けられるのが魅力。ただし、実践する際には下記を注意しましょう。

・水分補給はこまめに行い、脱水を防ぐ

・夜更かしが続くと空腹感が強くなるため、睡眠リズムを整える

・持病がある人や妊娠中の人は医師に相談してから始める

・無理な我慢はせず、体調に合わせて軽食を調整する

正しい方法で取り組むことで、体への負担を減らしながら継続につなげることができます。ぜひ今日から食事のタイミングを見直して、自分に合ったペースで「16時間ダイエット」を始めてみませんか?<取材&文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

※本コンテンツの画像(top)は生成AI(ChatGPT)を利用して作成しています

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