結婚生活で一番怖いのは、大げんかや暴力だけではありません。日常の会話に紛れ込むパートナーの「余計な一言」で、精神的にじわじわと追い詰められることもあるのです。

たとえ冗談のつもりでも、積み重なれば立派なモラハラ。そこで今回は、妻たちが実際に経験した「モラハラ発言」の実態を紹介します。

些細なことを責め続ける「否定のループ」

「料理を出すたびに“なんでこんなにまずいの?”と言われ、台所に立つのが怖くなりました」(32歳・専業主婦)

こんな風に毎日小さなことで責められると、妻は「どうせ何をやっても無駄」と感じてしまいます。繰り返される否定は、自己肯定感を削り取り、結婚生活そのものを暗いものにしてしまうのです。

他人との比較は“心を削るナイフ”

「“同僚の奥さんはもっとしっかりしてるらしいよ”と何度も言われ、努力しても報われない気持ちになりました」(35歳・会社員)

他人との比較は、最もわかりやすいモラハラのひとつ。夫は軽い気持ちでも、妻にとっては「存在そのものを否定された」ような痛みになります。繰り返されるほどに自信を失い、関係に深い溝をつくる原因となるでしょう。

冗談に見せかけた「日常化する言葉の暴力」

「“お前は要領悪いな(笑)”と言われ続けると、だんだん笑えなくなります」(30歳・パート勤務)

冗談のつもりでも、毎日続けば立派なモラハラ。笑って受け流すのは限界があり、積み重なれば精神的ダメージは深刻です。夫が自覚なく口にしていることも多いため、なおさら注意が必要です。

言葉は人を励ます力を持つ一方で、心を傷つける力も強いもの。「余計な一言」が積み重なれば、結婚生活は確実に壊れてしまいます。もし日々の発言に疲れを感じているなら、ひとりで抱え込まず信頼できる人や専門機関に相談してみてくださいね。

※本コンテンツの画像は生成AI(ChatGPT)を利用して作成しています

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