埼玉県産の食材をふんだんに使ったランチブッフェやディナーなど「埼玉県フェア~秋の収穫祭~」を11月30日(日)まで開催中。『ブッフェレストラン エトワール』のランチブッフェをはじめ、『和食 むさし野』、『中国料理 古稀殿』では特別料理や地酒を用意。
|ブッフェレストランで多彩な味を満喫
今年2回目を迎える「埼玉県フェア~秋の収穫祭~」は、川越市で年間30品目以上の野菜を生産する『@FARM』の地元野菜を使うなど地産地消はもちろんのこと、SDGsな取り組みも重視。規格外の野菜の切れ端や農作物から作る食品パウダー『ぐるりこ』のほか、埼玉県の在来品種 “川越紅赤芋” の規格外作物から抽出したシロップ『川越紅赤芋みつ』を使った料理も登場します。
平日のみブッフェに登場するのは「川越紅赤芋みつ風味の埼玉県産豚肉の低温ロースト 埼玉県産長ネギの塩ダレ」。深い甘味のある川越紅赤芋みつを使いじっくり焼き上げたローストポークは注目メニュー。さらに土休日限定のおすすめメニューは「国産牛のローストビーフ 和風おろしソース/野菜ソース」。@FARMのキャロットアップルジュースを使ったソースもよく味わってみてください。
▲「川越紅赤芋みつ風味の埼玉県産豚肉の低温ロースト 埼玉県産長ネギの塩ダレ」
規格外の野菜の切れ端や農作物を、埼玉県富士見市にあるアストラフードプランが「過熱蒸煎機」で瞬時に粉末にした食品パウダーのぐるりこ。風味が際立つぐるりこを使った「ゴボウぐるりこ入りミートローフ キノコ入りエスパニョールソース」(左)のほか、ピンク色のソースがインパクトたっぷりの「川越産天然あかしあ蜂蜜のディアブルチキン 赤玉ねぎのソース」はパン粉にタマネギぐるりこを使っています。

▲食べてSDGsメニュー
ロールキャベツは野菜もたっぷり使われていて、口の中で多彩な味がどんどん入れ替わる一品です。

▲「@FARMのトマトジュースで煮込んだロールキャベツ」
このほか様々な料理を用意するランチブッフェ。ぜひ家族やグループで、楽しいひと時を満喫してください。
<ブッフェレストラン エトワール> 営業時間:11時30分~15時(L.O.14時30分) 料金:平日 ランチブッフェ ¥3,800 / 土休日 ランチブッフェ ¥4,800 定休日:月曜日(祝日は営業)
|和食の職人技に舌つづみ
ホテル2階にある「和食 むさし野」では、埼玉県にちなんだ食材にアレンジを加えて作り上げた創作ミニ会席を用意します。
前菜には “彩たまご” の味噌漬けや、川越の地酒「鏡山」を使った酒粕和えなどを用意。

▲「秋彩(しゅうさい)創作ミニ会席」 ¥7,000 <画像提供:川越プリンスホテル>

▲ミニ会席に用意される「埼玉県産三元豚の鍋」は優しい味
前菜に登場する「秋刀魚唐揚げ 川越紅赤芋みつ掛け」は、秋刀魚特有の濃厚な旨味に加え、川越紅赤芋みつの甘味が個性を添える一品。ミニ会席の中盤に提供される揚げ物は、風味が際立つ「タマネギぐるりこ入り目板鰈文化揚げ」。700年ほど前に重用された「河越抹茶」が平成になって復活し、河越抹茶とマスカルポーネを合わせたソースでいただく創造性豊かな味です。

▲前菜の「秋刀魚唐揚げ」と揚げ物の「目板鰈文化揚げ 河越抹茶のマスカルポーネソース」
ホテルの和食料理人が工夫を凝らしたミニ会席。ひと口ひと口じっくりと味わえます。
<和食 むさし野> 営業時間:ランチ/11時30分~15時(L.O.14時30分)、ディナー/17時30分~21時(L.O.20時30分) 定休日:火曜日 ※ここで紹介した料理は試食用です。埼玉県フェアでの盛り付けとは異なります
|クリエイティブな中国料理を満喫
ホテル2階にある「中国料理 古稀殿」でも埼玉県産の素材を使ったコース料理を用意。クリエイティビティたっぷりの広東料理と県産食材が融合した「翡翠コース」(¥7,000)と「水晶コース」(¥10,000)を用意します。
水晶コースでは前菜の盛り合わせに始まって、「フカヒレの煮込み」や「埼玉県産武州和牛の炒め」、「ゴボウぐるりこ入り揚げ麩詰め オイスターソース蒸し」などのほか、通年用意されるピリッと辛い人気の「大海老と野菜のチリソース煮」など、多彩な味を用意します。

▲「水晶コース」 ¥10,000 <画像提供:川越プリンスホテル>
鴨肉には川越紅赤芋みつが直接かけられるので、塩味の効いた鴨肉とともに紅赤芋のみつをダイレクトに味わえます。

▲「鴨肉の川越紅赤芋みつ掛け」※写真はみつのかかっていない状態です
水晶コースに用意される「埼玉県産タマシャモのパリパリ揚げ」は、軍鶏の美味しさを追及した埼玉県の高級ブランド地鶏 “タマシャモ” をじっくりとロースト。北京ダックと同じ手法で焼き上げるため、皮がパリパリの香ばしさ。翡翠コースの「埼玉県産豚ヒレのピリ辛味噌炒め ぐるりこ添え」もコクのある味わいです。

▲「埼玉県産タマシャモのパリパリ揚げ)」と「埼玉県産豚ヒレのピリ辛味噌炒め ぐるりこ添え」
<中国料理 古稀殿>
営業時間:ランチ/11時30分~15時(L.O.14時30分)、ディナー/17時30分~21時(L.O.20時30分) 2名より ※ここで紹介した料理は試食用です。埼玉県フェアでの盛り付けとは異なります
|埼玉のお酒も集合
それぞれのレストランには埼玉県産のお酒もそろいます。ベンチャーウイスキー(秩父市)の世界的に有名な「イチローズ モルト&グレーン ホワイトリーフ」をはじめ、COEDO BREWERY(川越市)の「COEDOビール」や麻原酒造・越生ブリュワリー(入間郡)の「No.634MUSASHINO BEER」、さらに川越の地酒・小江戸鏡山酒造(川越市)の「鏡山」など地元の味を楽しめます。

▲様々な料理と合わせて楽しめる埼玉県の地酒
|埼玉県産トマトを使ったカクテルも
ホテル1階にある「メインバー ウインザー」では、@FARMのトマトジュースを使った2種類のカクテルとノンアルコールカクテルを用意。自然の味を楽しめます。
全てトマトジュースを使ったドリンクは飲みくらべも楽しめます。ピーチとカシスのリキュールでフルーツ感たっぷり「ピーチ&カシストマト」(左)と、バジルとトマトにジンと合わせ、酸味とフルーティーさを楽しめる辛口の「バジルトマティーニ」(中央)は各¥2,000。トマトジュースにオレンジジュースとイチゴピューレを合わせたデザート感覚のノンアルコールカクテル「トマトのきもち」¥1,500もおすすめです。

▲「TASTE OF WINDSOR 埼玉県フェアカクテル」
<メインバー ウインザー> 営業時間:18時~23時30分(L.O.23時) 定休日:日曜日
|3種類のモンブラン食べ比べ
カフェやアフタヌーンティーを楽しめるホテル1階の「ロビーラウンジ」では、埼玉県フェア期間中に、3種類のモンブランを食べ比べできる嬉し体験を用意します(土休日は数量限定)。
秋の味覚のモンブランプレートは、程よい甘さが特長の埼玉県産サツマイモと、ほうじ茶と抹茶の2種類の狭山茶が並びます。プレートには木の実や栗などもちりばめられ、秋を思わせる雰囲気もお見事。

▲「~味の味覚~モンブラン食べ比べ3種」単品¥2,000、ドリンクセット¥2,400
<ロビーラウンジ> 営業時間:11時~18時 提供日:モンブラン食べ比べ3種は、土休日は数量限定です
好評だった2024年に続き今年2回目となる川越プリンスホテルの「埼玉県フェア~秋の収穫祭~」。肉や@FARMの野菜など県産の食材を贅沢に使うほか、ぐるりこや川越紅赤芋みつなどSDGsに取り組む素材も積極的に使用。もちろん美味しさもホテルクオリティ。ブッフェや中国料理、日本料理、3種類のモンブラン、そして工夫をこらしたカクテルなど、ぜひ全ての味を満喫してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:川越プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/kawagoe/restaurant/contents/saitama_fair/> ※表示料金は消費税込み、別途サービス料(13%)が加算されます。