― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.16 ―服には気をつかっているのに、なぜか全体があか抜けない…。その原因は「靴」にあるかもしれません。

シューズは全身の印象を左右する重要なアイテムですが、昔の流行や“歩きやすさ優先”で選んだ靴を今も履いていると、周囲からは「古い」「おばさんっぽい」と見られてしまうことも。そこで今回は、30代・40代女性が気をつけたい【時代遅れシューズ】を紹介します。

厚底すぎる“ゴツめスニーカー”

数年前にブームとなった厚底のダッドスニーカー。スタイルアップ効果もあり人気でしたが、今は「ちょっと古い」「若作り感が強い」と思われがち。特にボリューム感のあるものは、コーデ全体を重たく見せてしまいます。

代わりに選びたいのは、ソールが程よい厚みの“クリーンスニーカー”。白やベージュのシンプルなデザインなら、きれいめコーデにも合わせやすく、大人っぽい抜け感が出せます。

キラキラ装飾の“ビジューサンダル”

ラインストーンやビジューをたっぷりあしらったサンダル。昔は「リゾート感」「華やかさ」で人気でしたが、今履くとどうしても“ギラギラしすぎ”て見えてしまいます。さらに、カジュアルなシーンでは浮いてしまいがち。

今っぽさを出すなら、メタリックやパイソンなどの“素材で遊ぶ”サンダルにシフト。シンプルなデザインにさりげない光沢を効かせることで、華やかさはありつつ上品な印象に仕上がります。

丸すぎる“ぺたんこバレエシューズ”

「楽だから」と愛用している人も多いバレエシューズ。けれど丸すぎるつま先のデザインは、子どもっぽく見えたり“古い印象”を与えてしまうことも。全身の雰囲気が甘すぎて、大人世代には不向きです。

おすすめは、つま先が少しシャープなポインテッドトゥのフラットシューズ。足元をすっきり見せてくれるだけでなく、オフィスにも休日コーデにも馴染みます。バレエシューズの楽さはそのままに、洗練度がぐっと上がります。

“脱・おば見え”には足元の更新をお忘れなく

シューズは意外と“時代感”が出やすいアイテム。かつて流行ったけれどで選んでいては、“おば見え”の原因になりやすいアイテムの代表格です。大人世代こそ、シンプルで上質感のある靴にアップデートすることが重要。足元を見直すだけで、全身の印象は驚くほど変わりますよ。<text:ミミ>

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