「ダイエットを成功させたいから、毎日運動する!」と意気込んでスタートしたものの、気づけば数週間で挫折…。そんな経験はありませんか?実は “やりすぎ”こそがダイエット失敗の一番の原因。

体も心も疲れ果て、結局 “続けられない” 状態を招いてしまうのです。大切なのは「続けられる習慣づくり」。そこで今回は、燃え尽きずに「続けられる運動習慣」の作り方を紹介します。

やりすぎはダイエット挫折を招く

最初はやる気にあふれていても、毎日ハードな筋トレやランニングを続けるのは現実的ではありません。筋肉は運動によるダメージを休養で回復させることで成長します。休みなく鍛えると疲労がたまり、体が重く感じたり、ケガや体調不良につながったりといったリスクも出てくるでしょう。

さらに「毎日やらなきゃ意味がない」と思い込むと、1日サボっただけで自己嫌悪に陥りやすくなります。その結果「もう無理」と投げ出し、リバウンドしてしまうケースもあるのです。

続けられる運動習慣は“ゆるさ”がカギ

優先すべきは「毎日ハードに運動する」ことではなく、「無理なく運動を続ける」こと。例えば「筋トレを週2~3回程度、他の日にはウォーキングやストレッチなど軽めの運動にする」という風にバランスを取るのです。

また、忙しい日は「寝る前のストレッチだけ」「10分だけ早歩きする」のように“ゆるい選択肢”を用意しておくことも有効。ハードルの低いルールを作っておくことで、燃え尽きずに運動習慣を維持できます。

運動を習慣化するためのヒント

運動を生活に組み込む工夫をすることも大切。カレンダーやアプリに運動時間を登録すれば「やる時間が決まっている」感覚が生まれ、無理なく続けやすくなります。

また、最初から完璧をめざさず「1日5分でもOK」「やらないよりマシ」と考えることも有効です。

そして何より、自分が楽しめる運動を選ぶこと。ダンスやヨガ、ウォーキングなど“好き”を優先することで、運動は義務ではなく気分転換の時間に変わるでしょう。

ダイエット成功の秘訣は、燃え尽きずに“続けられる”運動習慣にあります。今日からまずは「5分だけ動く」ことから始めてみませんか? 小さな積み重ねが、長く続く習慣化への最短ルートになりますよ。<取材・文:beauty news tokyo編集部>

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