「お菓子よりマシ」「ヘルシーだから大丈夫」と思って食べていたのに、なぜか痩せない…どころか太った!

そんな経験、ありませんか? 実は“健康そうに見える食品”の中にも、食べ方を間違えるとお菓子と変わらないくらい太る原因になるものが潜んでいます。そこで今回は、ダイエット中に注意すべき「3つのヘルシー食品」について解説します。

夜のプロテインバーは「ヘルシー夜食」の落とし穴

小腹が空いたときに便利なプロテインバー。「お菓子よりマシ」と夜中につまんでいませんか?実は1本200~300kcalのものも多く、糖質や脂質がしっかり含まれています。夜は活動量が少ないため、そのカロリーは脂肪として蓄積されやすいのです。

さらに寝る直前の糖質は血糖値を急上昇させ、睡眠ホルモンの分泌まで妨げます。結果、翌朝のだるさや肌荒れに直結。「ヘルシー夜食」のつもりが、実は太る&美容ダメージの元凶になるのです。なので、プロテインバーは“夜”ではなく「運動後30分以内」や「日中の間食」に限定して摂るようにしましょう。

グラノーラ・野菜ジュースも、実はお菓子と変わらない

「朝食代わりにグラノーラ」「手軽に野菜ジュース」も要注意。グラノーラはオーツ麦に砂糖やシロップを加えて焼き上げるため、1食で300kcal超えになるものも。ドライフルーツ入りなら糖質爆弾状態で、お菓子と変わらないカロリーになってしまいます。

野菜ジュースも「野菜不足を補える」と思われがちですが、実際は食物繊維が少なく糖分が濃縮されていることが多いです。甘みの強いタイプは血糖値を急上昇させ、むしろ太りやすい体質を作ってしまうことも。「健康にいいはず」と思って多量に飲み続けると、逆に痩せにくい原因になるでしょう。

賢く取り入れるコツは「時間帯」と「量」

今回挙げた3つの食品、大切なのは“食べない”のではなく、“正しく取り入れる”こと。

・プロテインバー → 運動後や日中の間食。1日1本まで!

・グラノーラ → 無糖ヨーグルトやフルーツと少量だけ。

・野菜ジュース → 食事のメインではなく補助に。無糖・食物繊維入りを選ぶ。

食品自体が悪いわけではないので、食べる「タイミング」と「量」を工夫して、ダイエットの味方にしていきましょう。

“ヘルシー”と信じていた食品が、実は太る原因になることも。でも、取り入れ方を少し変えるだけで、ダイエットの強い味方になります。まずは今日の間食や朝食から、“お菓子級のヘルシー食品”の取り入れ方を見直してくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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