「朝は忙しくて菓子パンやスナックで済ませてしまう…」そんな習慣を続けていたTさん(30代女性)ですが、朝食を“ブランシリアル×ヨーグルト×卵”に固定しただけで、わずか4ヶ月で体重−6kg・ウエスト−7cmを達成したとのこと。そこで今回は、無理な食事制限やハードな運動なしで成果を出せた、その理由と具体的な工夫を紹介します。

ブランシリアルで食物繊維と腹持ちをプラス

Tさんが最初に取り入れたのは、菓子パンの代わりにブランシリアルを選ぶことでした。「牛乳や無糖ヨーグルトと一緒に食べるだけと手軽だし、腹持ちも良く、午前中にお腹が空きにくくなりました」と話します。

ブラン(小麦ふすま)には食物繊維が豊富に含まれ、血糖値の急上昇を抑える効果を期待できるのがポイント。また、一般的なコーンフレークよりも糖質が控えめでGI値も低いため、ダイエット中でも安心。さらに腹持ちが良いのも魅力で、自然と間食が減っていったそうです。

ヨーグルトと卵でタンパク質をしっかり補給

シリアルだけでは不足しがちな栄養素がタンパク質。そこでTさんは、無糖ヨーグルトとゆで卵を朝食に必ずプラスしました。

ヨーグルトには腸内環境を整える乳酸菌が含まれ、便通改善や代謝サポートにも効果的。タンパク質は筋肉量を維持し、代謝をスムーズに保つために欠かせません。朝にしっかり摂ることで、その日一日の消費エネルギー効率を高められる点も大きなメリットです。

朝食を変えた4ヶ月後には−6kg&ウエスト−7cm

Tさんはこの朝食を4ヶ月間継続し、体重は−6kg、体脂肪率は−4%、ウエストは−7cmを達成しました。「昼前にお腹が空かなくなり、間食をしなくても平気になりました。気づけば自然に体重が減っていたんです」と振り返ります。

朝食の栄養バランスが整ったことで、血糖値の安定、過食防止、代謝の活性化が一度に実現。

さらに腸内環境が改善したことで肌の調子まで整ったそう。朝にタンパク質と低GI食品を組み合わせることは、痩せやすい体作りに効果的なのです。

ブランシリアル、ヨーグルト、ゆで卵と、たった3品の朝食習慣がTさんの体型も生活リズムも大きく変えるきっかけに。ダイエット成功の秘訣は「続けられる工夫」にあります。まずは1週間、あなたも“簡単朝食ダイエット”を試してみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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