「しっかり塗ったのに、なぜか老けて見える…」そんな違和感を感じたことはありませんか?特に40代以降の肌は、毛穴やシミ、くすみが気になって“つい厚塗り”になりがち。でも、それが“おば見え”の原因になっているかもしれません。
肌悩みは下地で仕込む。“ファンデで隠さない”発想にシフト
赤みやくすみを全部ファンデで隠そうとすると、どうしても厚塗りになって、かえって肌がくすんで見えることも。そこで活用したいのが「カラーコントロール下地」。
例えば、黄ぐすみにはラベンダー、赤みにはグリーン、血色感を足したいならピンク系と、肌悩みに合ったカラーコントロール下地を選ぶことで、ファンデは薄づきでも十分カバーでき、厚塗り感のない仕上がりになります。
“塗り方”が命!ツールを使えば厚塗り感ゼロに
ファンデーションを手で塗っていませんか?実はそれ、ムラづきや塗りすぎのもと。自然な仕上がりを目指すなら、ファンデ用のブラシまたはスポンジの使用がおすすめです。

自然なツヤを出したいならブラシ、密着感を出したいならスポンジを。顔の中心から外側に向かって、トントンとぼかすように塗ると、薄く均一に仕上がり“厚塗り感ゼロ”の肌が完成します。なお、目の下や口元は重ねすぎに注意です!
全部を塗らない。気になる部分だけ“あとからコンシーラー”
大人肌は“抜け感”が命。全体を均一に塗り込むよりも、「必要な部分だけをあとから補整する」ことで、若々しい印象に仕上がります。

ファンデを薄く塗った後、シミやくすみが気になる部分にだけコンシーラーを。
しっかりメイクしているのに、老けて見えてしまう…。そんな悩みがあるなら、ファンデの塗り方を見直すサインかもしれません。大人肌こそ「全部隠す」より「活かす」が正解。明日のメイクから、ぜひ“引き算ファンデ”を取り入れてみてくださいね。<text:ミミ>