「昨日より増えてる…」と体重計の数字に落ち込んだことありませんか? 実は体重は水分や食事内容で1日に1~2kg変動するのが普通。それを知らずに一喜一憂してしまうと、ストレスで逆に太りやすくなることもあります。
体重の増減は“誤差があって当然”
朝と夜で数字が違う、前日より増えているなどの変化は自然なことです。体重は食事量や塩分、水分の摂取量、女性であれば生理周期によっても大きく上下します。
そのため、体重計の数字だけを見て「努力が無駄だった」と落ち込むのは間違い。大切なのは日ごとの数字ではなく、1~2週間の平均や全体の“トレンド”を見ることです。アプリやノートで体重をグラフ化すれば、長期的な変化が見えて安心につながります。
体重は“参考データのひとつ”と割り切る
「減ってなきゃダメ」と思い込むと、必要以上に食事を制限したり、逆にドカ食いでストレスを解消してしまうケースが少なくありません。数字に気持ちを振り回されてしまうと、心も体も疲れてしまい、ダイエットそのものが続かなくなります。
だからこそ、体重は“参考データのひとつ”と割り切ることが大切です。見た目の変化や体調の良し悪し、洋服のフィット感など、複数の指標とあわせて確認することで、ストレスを減らしながら前向きに続けられます。
“毎日同じ時間に測る”が成功のポイント
体重を測る習慣そのものは、ダイエット成功に効果的です。ただし、条件をそろえなければ誤差が大きく、数字に惑わされやすくなります。
おすすめは「毎朝、起床後・トイレのあと・朝食前」に測ること。
体重の数字は、あなたの努力を可視化するデータの1つ。焦らず、毎日同じ条件で測り、長期的な変化を見守ることで、ストレスを減らしながら続けられます。まずは明日の朝から“正しい測定習慣”を始めてみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部>