「食べすぎているわけじゃないのに、なぜか体重が増えていく」と悩んでいたRさん(40代・会社員)。そんな彼女が実践したのが、“夜9時以降は何も食べない”という超シンプルなダイエットです。
太る原因!夜遅い食事は“体内リズム”を狂わせる
ダイエット前のRさんは、「残業や家事で夕食が22時過ぎになることが多く、お腹がいっぱいのままベッドに入る毎日だった」そうです。
夜は脂肪を分解するホルモン「BMAL1(ビーマルワン)」の働きが低下し、脂肪を溜め込みやすくなる時間帯。特に21時以降は代謝が落ち、同じカロリーを摂っても太りやすいとされているのです。夜9時以降は何も食べないようにしてからは、「寝る前の胃の重さや朝のだるさも減って、体が軽くなった気がする」と、Rさんはその効果を語ります。
代謝リセットのカギ!“食べない時間”を確保する
夜9時以降に食べないようにしたことで、翌日の朝食まで約10時間の空腹時間(プチ断食状態)を作ることに。「夜の間に消化が終わるから、朝に自然とお腹がすいて、朝食が楽しみになりました」とRさんは語ります。
睡眠中に内臓を休ませることで、脂肪燃焼が促進され、血糖値やホルモンバランスも安定しやすくなります。腸内環境が整うことで、肌ツヤや便通の改善など美容面の効果も。まさに“食べない時間”が代謝をリセットしてくれるのです。
半年で−7kg!生活リズムも整って良いこと尽くし!
夜9時以降は水や白湯のみを摂取し、空腹時は歯磨きやストレッチで気を紛らわせていたRさん。「最初の1週間はつらかったけれど、慣れると“夜に食べないのが普通”になりました」と振り返ります。
この生活を半年続けた結果、体重−7kg・体脂肪率−6%・ウエスト−8cmを達成。
「夜9時以降は食べない」というシンプルなルールなら、食事制限や運動が苦手な人でも真似しやすいはず。ぜひ早速、今日からトライしてみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>