毎日欠かさずしている“洗顔”。でもそのやり方、実は肌を傷める原因になっているかもしれません。
【ルール1】クレンジングと洗顔を“同じもの”と考えない
クレンジングと洗顔、「どちらも顔を洗うから一緒でしょ?」と思っていませんか?実は、この2つは目的がまったく異なります。
クレンジングは“メイクや皮脂などの油汚れ”を落とすもの、洗顔は“古い角質や汗などの水性汚れ”を落とすもの。混同すると、汚れが残ったり、逆に必要なうるおいまで奪ってしまうこともあります。
メイクをした日は、まずクレンジングで油性の汚れを落とし、そのあと洗顔料で水性汚れを落とす“ダブル洗顔”が基本。最近はW洗顔不要タイプも人気ですが、乾燥しやすい人は低刺激タイプ、脂性肌ならすっきりタイプを選ぶなど、肌質に合わせて使い分けるのがおすすめです。
【ルール2】“熱いお湯”と“ゴシゴシ洗い”は美肌の大敵
熱いお湯で洗うと、皮脂を落としすぎて乾燥を招きます。理想の温度は32~34℃のぬるま湯。冷たすぎると汚れが落ちにくく、熱すぎると肌バリアが壊れるので要注意です。
また、力任せにゴシゴシこするのもNG。摩擦は肌表面を傷つけ、赤みやくすみの原因になります。たっぷり泡立てた泡で、手が直接肌に触れないくらいの感覚で“泡を転がすように”優しく洗うのが正解。
【ルール3】洗顔後の“30秒ルール”でうるおいを逃さない
「洗ったあとは少し放置してからスキンケア」――そんな人は要注意。洗顔直後から肌の水分はどんどん蒸発していきます。理想は、洗顔後30秒以内に化粧水をつけること。タオルで優しく水分を取ったら、すぐに保湿しましょう。

さらに、化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めるのも忘れずに。この“スピード保湿”ができるかどうかで、翌朝の肌のしっとり感が驚くほど変わります。
肌をきれいに保つための第一歩は「正しい洗顔」をすること。今回紹介した3つのルールを守るだけで、肌トラブルの多くは防げます。今日からいつもの洗顔を少しだけ見直して、つるんと透明感のある肌をめざしてみてくださいね。<text:ミミ>※本コンテンツの画像は生成AIを利用して作成しています