夫の不倫がわかった瞬間、心の中は嵐のように乱れるもの。そのあと「やり直す」と決める人もいれば、「離れる」と決断する人もいるでしょう。

どちらが正しいかではなく、そこにあるのは“それぞれの強さ”。そこで今回は、夫の不倫を「許す妻」と「許さない妻」が大切にしている3つの視点を紹介します。

“事実”より“その後の姿勢”をどう見るか

不倫という出来事そのものよりも、その後の誠実な行動を重視する人もいます。心からの謝罪、信頼を取り戻そうとする努力。そうした姿勢に変化を感じれば、「もう一度向き合ってみよう」と思えることもあります。

一方で、「どんなに謝られても、過去は消えない」と考える人もいます。

どちらも、自分の心を守るための大切な反応です。

“自分の意思”で選べているか

「子どものため」「周りの目があるから」といった外側の理由ではなく、「自分はどうしたいのか」で選ぶことが大切。

許す人は、関係を修復することで“自分の幸せ”を取り戻す道を選びます。

一方、離れる人は、新しい人生を歩むことで“自分を再生させる”道を選ぶのです。

どちらも“自分の意思で決めること”が、心を前に進ませるカギになります。

“過去”に囚われるのではなく“これから”を見つめられるか

大切なのは、「なぜ不倫を?」と過去にとらわれ続けるよりも、これからどう生きていくかを考えること。

それは、許す・許さないに関係なく再出発の第一歩です。

時間をかけて整理しながら、“自分の未来”に意識を向けられたとき、自然と自分なりの答えが見えてくるでしょう。

夫の不倫を「許す」か「許さない」かに正解はありません。

どちらの決断であっても、自分の心を守りながら前に進むための勇気ある行動。それこそが、傷ついた心を癒す“本当の強さ”なのです。

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