街でも黒タイツ姿の女性が増え、いよいよ本格的な秋冬シーズン。とはいえ、黒タイツは「履けば安心」な万能アイテムに見えて、実は“おば見え”と“若見え”との分かれ道。
そこで今回は、40代からの“おば見え防止”と“若見え”を両立する「黒タイツコーデ」のコツを紹介します。
足もとの重たさを回避。グレーやモーブの“抜け色”をプラス
黒タイツ×黒靴の王道コンビは無難だけど、どうしてもコーデが沈みがち。そんなときは、ニュアンスカラーをどこかにひとさじ加えてみて。
▲ベーシックな黒タイツも、色や素材の組み合わせ次第で“若見え”が叶う
例えば、ベージュやグレーのアウター、モーブピンクのバッグを差し色にするだけで、全体の印象がグッと軽くなります。黒タイツは肌を覆う面積が大きいぶん、“重たさ”が出やすいアイテム。だからこそ、トーンをそろえるより“抜けをつくる”意識が若見えのポイントです。
ブーツ選びで差がつく。“ピタッと感”が脚長見えの秘訣
今シーズンは、黒タイツと相性抜群のソックスブーツやストレッチ素材のショートブーツがトレンド。足首をすっきり見せる“ピタッと感”のあるフォルムは、脚長効果も抜群です。
▲ソックスブーツ×黒タイツの王道コンビ。
一方、ボリュームのあるブーツを選ぶと“重心が下がって老け見え”することも。迷ったら、タイツと靴の色を近づけて“ひと続き”に見せるのが正解。縦のラインが強調され、スラリとした印象に仕上がります。
素材感で差をつける。“マットすぎない”が今どき
若見えの決め手は、実はタイツの質感。マットすぎる黒は古見えしやすく、少しツヤ感のあるタイプを選ぶとぐっと軽やかに。
▲モカブラウンのサテンプリーツに黒タイツを合わせて、軽やかさと上品さを両立
スカートやワンピースは、サテンやプリーツなど光を含む素材を合わせるのが今っぽい。動くたびに表情が出て、おしゃれ見えが自然と叶います。素材のコントラストを意識すると、黒タイツでも“重くならない”冬コーデに仕上がります。
黒タイツこそ“コーデの更新”で印象に差をつけて
毎年なんとなく履いている黒タイツも、組み合わせ次第で印象は大きく変わります。「抜け色をプラス」「ピタッとブーツ」「軽やか素材」の3つを意識すれば、“おば見え”どころか若返り効果まで叶う冬の味方アイテムに。今シーズンこそ、黒タイツを“無難”から“美脚見えの主役”にアップデートしてみてください。
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