「この恋は間違ってる」そう頭ではわかっていても、心は止められない。誰かを好きになる瞬間に、“理性”なんて通用しないのが恋の怖いところ。

特に“いけない恋”ほど、燃えるように惹かれてしまうのはなぜでしょうか?

禁止されるほど、脳が恋を「快感」と錯覚する

心理学では、いけない恋ほど情熱的になる「ロミオとジュリエット効果」が知られています。人は「ダメ」と言われるほど、そこに魅力を感じてしまう生き物。既婚男性や恋人がいる男性への恋は、手に入らないスリルが脳の報酬系を刺激し、強い快感を生み出すのです。だからこそ「もう会うのはやめよう」と思っても、気づけばまた連絡してしまう…。そんな中毒的な恋愛に陥りやすくなります。

“理解してくれる人”に見える錯覚

いけない恋に惹かれる女性の多くが抱えているのは、心の孤独。仕事や家庭で誰にも弱音を吐けないとき、やさしく寄り添ってくれる男性に「この人だけは私をわかってくれる」と感じてしまうのです。けれどそれは、男性が“理解者”なのではなく、あなたの心が“救い”を求めているだけの場合もあります。

理性を取り戻すには「現実」を直視すること

恋の高揚感は永遠に続きません。いつか「隠す」「嘘をつく」苦しさが、幸せを上書きします。だからこそ、一度立ち止まって「この関係の先に、本当の自分の幸せはある?」と問いかけてみてください。その答えが「ない」と感じたなら、それが抜け出すタイミングです。

“いけない恋”に惹かれるのは、誰にでも起こりうる心の錯覚。でも、本当の恋は隠さなくても胸を張れるもの。

ぜひ光の中で笑える恋を選んでいきましょうね。

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