「放っておけない」「私が支えてあげなきゃ」――そんな気持ちから始まる恋、ありませんか?最初は“思いやり”のつもりでも、気づけば“情”に変わり、あなたばかりが疲れてしまうことも。実は、“情”でつながる恋ほど、終わりが見えにくく苦しくなるものなんです。

そこで今回は、そんな“情”で始まる恋が危険な理由を紹介します。

「支えたい」は恋心と紙一重

彼の弱さや不器用さを見ると、“母性本能スイッチ”が入って、つい手を差し伸べたくなっていませんか?「かわいそうだから」「支えてあげたい」という感情は、恋愛というより“保護”に近い関係をつくってしまいます。気づけばあなたが「お世話係」になり、彼は努力しなくても愛されることに慣れてしまうのです。

“情”の恋は依存そのもの

彼に尽くしているうちは満たされても、少しでも距離を取ると不安になる。そんな関係性は依存そのもの。しかも、いつの間にかあなたの方が「嫌われたくない」「見捨てられたくない」と思うようになってしまうこともあるのです。本来の恋は、お互いに成長を支え合う関係のはず。“支える”だけがモチベーションになっていないか、今一度見直してみましょう。

“情”と“愛”の境界線を見極めることが大事

“愛”は「相手と一緒にいて自分が幸せ」と感じるもの。“情”は「相手のために自分を犠牲にする」もの。もし、彼と過ごしていて「疲れる」と思う瞬間が増えているなら、それは“情”のサインです。その関係から距離を置く勇気を持つことで、初めて本当の愛が見えてくることもあります。

「情」を恋の土台にするには脆すぎます。“放っておけない”より“お互いを尊重できる関係”を選ぶことが、幸せな恋への第一歩ですよ。

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