太ももが“丸く、横に広がって見える”と感じているなら、実は「内転筋」のサボりが原因かも。太ももの内側にあるこの筋肉は、大人世代になるほど使われにくく、気づかないうちにゆるみがち。

すると脚全体の重心が外側へ流れ、見た目がずんぐりしやすくなります。そこで今回は、体重はそのままでもスッと“縦ライン”が際立つ太ももへ導く簡単ストレッチを紹介します。

太ももが“横に広がる”のは、外側に頼りすぎているサイン

歩く・立つ・階段を上る…。日常でよく使われるのは、太ももの外側の筋肉。一方、内側にある「内転筋」は意識しないとほとんど使われません。その結果、脚が外へ開きやすく、太もものラインが丸く横に広がる形に。

「昔より太って見える」「細身のボトムスが似合わなくなった」と感じる大人世代の多くは、脂肪より“筋肉の使われ方”が原因。だからこそ、まずは内側を目覚めさせて、脚の重心バランスを戻すことが細見えの近道になります。

内転筋に効く。太ももに“縦ライン”を呼び戻す簡単ストレッチ

(1)ひざ立ちの状態から片方の足を前に出し、もう片方の足を少し後ろに下げる

体重そのままでも見た目が変わる。1日3セット【太ももの“縦ラ...の画像はこちら >>

体重そのままでも見た目が変わる。1日3セット【太ももの“縦ライン”を作る】簡単ストレッチ

(2)上半身を前傾させて床に両ひじをついて、前にかがみこみ、ゆっくりと息を吐きながら約30秒間キープする

体重そのままでも見た目が変わる。1日3セット【太ももの“縦ライン”を作る】簡単ストレッチ

▲カラダが硬くて両ひじを床につけられないなら、両手をつく形でOK。また、効き目を感じにくい方は、前に出した足を外側にひねると、よりストレッチ効果を得られます。

反対側も同様に行い、“左右交互に各3回を目安”に実践します。内転筋と股関節の柔軟性が上がると、自然と太ももが細見えしていくので、ぜひ入浴後や寝る前の習慣にしてみてくださいね。

<取材・文:beauty news tokyo編集部>

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