年齢とともに気になる“ぽっこりお腹”と“猫背”。実はこの2つ、同時にケアできるって知っていますか?今回紹介するのは、ピラティスの簡単エクササイズ【ローリング】。

凝り固まった背中や腰まわりをほぐしながら、お腹の深層部(インナーコア)をしっかり使えるようになるため、体の変化を実感しやすいのが特徴です。

背中が固いと“ぽっこりお腹”が加速する

「お腹に脂肪がついた」と思っていたのに、実は姿勢の崩れでぽっこり見えているだけ…という人は少なくありません。長時間のスマホやデスクワークで背中が丸くなると、腰まわりの筋肉が固まり、骨盤が後ろに傾きやすい状態に。その結果、下腹がぽこっと前に出て、お腹まわりがゆるんで見えてしまいます。さらに呼吸が浅くなり、代謝もダウン。背中~腰の強張りをほぐすことが、“細く見えるライン”を取り戻す第一歩なんです。

ローリング

(1)両ひざを立てて座り、両手でひざの裏を持ち上げて足の裏を床から離す

ぽっこりお腹と猫背を同時にケア!1日5回【腰まわり&体幹を鍛...の画像はこちら >>

(2)息を吸いながら背骨を1つ1つを床につけるイメージで後ろへ倒れる

ぽっこりお腹と猫背を同時にケア!1日5回【腰まわり&体幹を鍛える】簡単エクササイズ

(3)息を吐きながら腹筋を使って(1)の位置に戻る

ぽっこりお腹と猫背を同時にケア!1日5回【腰まわり&体幹を鍛える】簡単エクササイズ

これを“1日あたり5回を目標”に実践します。なお、期待する効果をきちんと得るためには「身体を後ろへと倒すときに背骨の1つ1つを順番に床につけるように背骨をコントロールすること」、「体勢を戻す際は腹筋を意識してコントロールすること」の2つがポイント。背骨と腹筋やコントロールが正しく行うためにも、ひざの位置が体に近すぎたり、体から遠すぎたりならないように注意してくださいね。<ピラティス監修:Minami(インストラクター歴4年)>

編集部おすすめ