12月は外食や飲み会が増え、朝起きて顔や体の“もったり感”に落ち込む人も少なくありません。特に大人世代は、冷え・塩分・睡眠不足の影響を受けやすく、むくみがそのまま「太って見える」原因に直結するものです。
夜は“ため込まないケア”が最優先。温め&流しで翌朝の重さをリセット
夜に意識したいのは、外食で摂りすぎた塩分やアルコールによる水分の滞りを、その日のうちにできるだけ流しておくこと。疲れが溜まると体が冷えて巡りが悪くなり、むくみが翌朝まで残ります。まずは入浴後の肌が温まっているタイミングで、指の腹を使った軽い“鎖骨下ほぐし”を。
強く押す必要はなく、なでるように流すだけで顔周りのスッキリ感が変わります。室内の暖かい灯りの中で、ゆっくり深呼吸しながら行うと副交感神経が優位になり、睡眠の質まで整い、翌朝のむくみを軽減できます。
朝は“深呼吸+白湯”でスイッチオン。むくみが抜けやすい体に整える
忘年会続きの朝は、体の巡りが鈍く、胃腸も重たく感じがち。そんな日は、カーテン越しの光を浴びながら、胸を開いて大きく深呼吸するところから始めてみましょう。
深呼吸で横隔膜が動くと、滞っていた血流がじわっと動き出し、顔や脚のむくみが抜けやすい状態に。
食事内容を“整える”。塩分控えめ&水分バランスでむくみ予防を
忘年会続きの翌日、「控えめにしなきゃ」と食事を抜く人もいますが、これは逆効果。体はむしろ水分をため込みやすくなり、むくみを悪化させてしまいます。
ポイントは、塩分の多いスープ類や加工食品を避け、カリウムを多く含む野菜や果物、タンパク質を意識的に摂る食べ方に切り替えること。さらに、常温の水や白湯をこまめに飲むと巡りがスムーズになり、スッと軽さが戻ります。
忙しさと楽しさが重なる12月は、どうしても体の負担が増えがち。でも、夜のケアと朝のリズム調整、そして翌日の食べ方を少し整えることを意識して、年末まで軽やかな体をキープしていきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)>
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