「食べる量はそこまで多くないのに、体重だけがなぜか増えていく…」。そんな悩みを抱えていたKさん(30代後半・事務職)が見直したのは、“タンパク質の不足”。

朝は菓子パン、昼は麺類、夜はコンビニのお惣菜で済ませる日が続き、気づけば代謝が落ち、疲れやすさも増えていたといいます。そこで始めたのが、毎日1品だけ“高タンパクおかず”をプラスすること。豆腐、卵、鶏むね、納豆など手軽な食材を1食に必ず取り入れたところ、4ヶ月で−4kg。見た目もすっきりし、ダイエット効果を実感したそうです。

タンパク質不足は“太りやすさ”の大きな原因に

Kさんが太りやすくなった背景には、タンパク質不足による“代謝の低下”が。タンパク質は筋肉やホルモンの材料となるため、足りなくなるとエネルギー消費量が落ち、食べていなくても体が重く感じやすくなるのです。

4ヶ月で−4kgに成功!毎日1品“高タンパクおかず”をプラス...の画像はこちら >>

また、菓子パンや麺類中心の生活では血糖値が乱れやすく、すぐに空腹感が戻ってしまうことも。「夕方になるとつい甘いものに手が伸びてしまう」という日が続き、気づけば体重はじわじわ上昇していました。

毎日1品の“足し算”で、自然と食欲も安定

Kさんが実践した内容はとてもシンプル。“どの食事でもいいから、必ず1品は高タンパクなおかずを足す”というものでした。例えば、朝はゆで卵、昼は豆腐入りスープ、夜は鶏むねの蒸し料理など。続けるうちに間食が減り、夕方のだるさも軽くなっていったといいます。

タンパク質を補うことで満腹感が持続し、血糖値も安定しやすくなるため、“無意識の食べすぎ”が自然と減ったのも大きなポイント。結果として、無理な制限をしなくても着実に体重が落ちていきました。

“足すだけ”だから続く。体も気持ちも軽くなる

4ヶ月後、Kさんは−4kgを達成。「食事の満足度が上がって、余計な間食を欲しなくなった」と話します。肌の調子が安定し、朝の目覚めが良くなるなど、体の変化も実感したとのこと。

食べながら体を整える“足し算のダイエット”は、忙しい大人世代にこそぴったり。今日からまずは1品だけ、高タンパクなおかずを取り入れてみませんか?小さな積み重ねが、ゆるくても確実な変化につながっていくはずです。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

編集部おすすめ