冬になると「食べていないのに太る」「体が重い」と感じてしまうことはありませんか?実は“朝ごはんの選び方”がその原因になっている場合もあります。特に大人世代は代謝が下がりやすく、朝の食事で1日の燃焼スイッチをうまく入れられるかどうかがポイントに。

そこで今回は、冬に太らない人が続けている「簡単朝ごはんダイエット」を紹介します。

冬太りを防ぐ鍵は“朝のタンパク質”にあり

寒い季節は体温を保つためにエネルギーを多く使いますが、朝に必要な栄養が不足していると代謝が上がりにくい状態が続きがち。中でも欠かせないのがタンパク質です。筋肉の材料として体の“燃える土台”を支え、食後の消費エネルギーも高まりやすくなります。

食べることで代謝を上げる!冬に太らない人が続けている「簡単朝...の画像はこちら >>

和食の場合は、焼き魚、卵料理、豆腐、味噌汁などで自然にタンパク質を補えます。一方、ごはんだけの朝食では血糖値が急上昇しやすく、午後の間食が増える要因にも。朝は“主食+タンパク質+汁物”の組み合わせを意識するだけで体が自然と温まり、太りにくいリズムへと整っていきます。

冬の朝は“温かい汁物”で内側からスイッチON

冬は冷えによって血流が滞り、代謝が落ち込むことも少なくありません。そんなときこそ、朝に温かい汁物を取り入れると体の芯まで温まり、エネルギーを使いやすい状態へ切り替わります。

具材に野菜やきのこ、海藻を合わせると食物繊維が自然と増え、満足感が高まって食べすぎ防止にもつながります。味噌汁ならタンパク質と発酵食品を同時に取り入れられるため、朝の“温活メニュー”として理想的。忙しい日でも作り置きやインスタントを活用すれば無理なく続けられます。

食べ方を整えるだけで、午前中の“燃焼効率”が変わる

冬太りは“量”より“食べ方”の影響が大きいと言われています。朝を抜くと血糖値が乱れ、昼にドカ食いにつながりやすく、結果的に体が重く感じやすい一日になってしまいます。

反対に、朝に必要な栄養をしっかり入れるだけで午前中のエネルギー消費が高まり、夕方以降のだるさも軽減されます。

大切なのは、毎日完璧をめざすのではなく“できる日だけでも整える”という気持ちで続けること。その積み重ねが、冬でも太りにくい体の土台になります。

寒さで太りやすい季節ですが、朝の食べ方を少し変えるだけで体はしっかり応えてくれます。早速明日から“簡単朝ごはんダイエット”を取り入れてみてください。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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