年齢とともに気になり始めるのが、二の腕のたるみや肩まわりの丸み、背中に乗る“ハミ肉”。どれも別々の悩みに見えますが、実は「上腕三頭筋」「三角筋(後部)」「菱形筋」という3つの筋肉がうまく働かなくなることで起こりやすくなる症状です。

そこで今回は、この3つを同時に鍛えられる簡単エクササイズ【ペンギンエクササイズ】を紹介します。

後ろ姿がもたつく理由は、腕と肩と背中の“サボり筋”だった

二の腕のぷよつき、肩の丸み、背中のハミ肉。この3つは年齢とともに気になりやすく、上半身の印象を大きく左右します。原因の一つが、日常生活でほとんど使われない“サボり筋”が増えること。

特にデスクワークやスマホ時間が長いと、肩が内側に入り、背中が丸くなりやすい姿勢が続きます。その結果、上腕三頭筋や三角筋(後部)、さらに肩甲骨を支える菱形筋が働きにくくなり、脂肪がつきやすい状態に。逆に言えば、この3つの筋肉をセットで刺激できると、肩の位置が自然と整い、後ろ姿の丸みが軽減し、“縦ライン”が戻ってきます。

ペンギンエクササイズ

(1)うつ伏せに寝て、手の平を天井に向け、胸と床の間に拳が入るくらい上半身を浮かせる

後ろ姿の丸みがスッと消える。1日10回【二の腕・肩・背中をま...の画像はこちら >>

▲肩に力を入れずリラックスさせ、脇を締める意識で腕が開かないように注意しましょう

(2)そのまま腕を上部に浮かせる

後ろ姿の丸みがスッと消える。1日10回【二の腕・肩・背中をまとめて鍛える】簡単エクササイズ

▲腕は可能な位置まで浮かせて、そのままキープします

(2)の姿勢の後(1)に姿勢に戻って1回とカウントし“1日あたり10回を目標”に実践します。なお、エクササイズの効果を高めるは「やり方の順序を守ること」、「どこの筋肉に効いているのか、筋肉に意識を向けること」の2つがポイント。続けるほど引き締め効果を実感できるので、ぜひ習慣化して体のエイジングケアに役立ててくださいね。<取材・文:beauty news tokyo編集部>

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