年齢を重ねるにつれて、自分に似合う服がワードローブに残っていく一方で、久しぶりに着てみると「何か物足りない」と感じることも。服そのものが古くなったわけではなく、着こなしのバランスが今の気分と少しズレているだけ、というケースも少なくありません。

そこで今回は、手持ち服を活かしながら、+1するだけで今っぽい雰囲気に更新できるアイテムを紹介します。

手持ち服に重ねるだけで華やぎを足せる“レースアイテム”

まず取り入れたいのがレースアイテム。シンプルな手持ち服にレイヤードするだけで、今季らしい軽やかさと奥行きをプラスしてくれます。

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冬はニットやウールなど重ため素材が中心になりがち。そこに繊細なレースを重ねることで、コーディネートがぐっと軽やかに見えます。トップスの裾からさりげなく覗かせるだけでも印象が変わり、手持ち服の鮮度もアップ。甘さが気になる場合は、モノトーンなど落ち着いた配色でまとめると、大人世代でも取り入れやすくなります。レースアイテムは【ZARA(ザラ)】が比較的豊富なのでチェックしてみて。

巻くだけ、掛けるだけで今季顔になる“ニットスカーフ”

今冬注目されているのがニットスカーフ。頭に巻いたり、肩に掛けたりするだけで、着こなしが一気に今季らしく更新されます。

「久しぶりに着ると物足りない…」手持ち服が今っぽく変わる大人の冬の“+1アイテム”

特に使いやすいのが三角形タイプ。マフラーやストールよりもボリュームが出にくく、巻き方に悩みにくいのが魅力です。グレー系でまとめたニットとパンツの定番スタイルに肩掛けするだけで、ほどよいアクセントと防寒性を両立。紹介しているニットスカーフは【GU(ジーユー)】で¥1,490(2025/12/16時点)にプライスダウンされており、気軽に試しやすいのもポイントです。

“買い替え”より“足し算”でマンネリを抜け出す

お気に入りの服があるからこそ、マンネリを感じるのは自然なこと。そんなときは買い替えよりも、“+1アイテム”で印象を調整するのが近道です。レースで軽さを足したり、ニットスカーフで視線のポイントを作ったりするだけで、同じ服でも見え方は変わります。手持ち服を主役にしながら、無理のない更新を楽しんでみてください。<text&photo:Hiromi Anzai>

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