年齢を重ねるほど気になりやすい、下半身のもたつきや姿勢のゆるみ。そこで「運動が苦手」「時間がない」という大人世代でも取り入れやすいのが、ヨガの簡単ポーズ【立ち木のポーズ】です。

片脚で立つだけのシンプルな動きなのに、脚・腰・体幹が同時に働き、下半身全体がバランスよく引き締まっていきます。

片脚立ちで下半身が引き締まりやすくなる理由

立ち木のポーズは、片脚に重心をのせて体勢をキープすることで、自然と下腹・骨盤まわり・太ももが働きはじめます。特に体幹が弱りやすい大人世代は、ぐらつきを抑えようとする反射的な働きによって、普段使われにくい筋肉がしっかり目覚めやすくなります。脚の軸が整うと姿勢が安定し、全体のシルエットがスッと縦に見えやすいのもポイント。シンプルな動きでも、下半身の土台にアプローチしやすい理由はここにあります。

立ち木のポーズ

(1)両脚を揃えて立ち、左足のつま先を立てて左ひざを曲げる

下半身のシルエットが変わる。1日1セット【脚・腰・体幹をまと...の画像はこちら >>

(2)左ひざを真横に開く

下半身のシルエットが変わる。1日1セット【脚・腰・体幹をまとめて鍛える】簡単ポーズ

(3)左手で左足を持ち上げて足裏を右の内ももに当て、バランスを取りながら右脚に重心を持っていく

下半身のシルエットが変わる。1日1セット【脚・腰・体幹をまとめて鍛える】簡単ポーズ

(4)合掌して右脚で立ったまま左の足裏と右の内ももを押し合い、体が上下に伸びるイメージをしながらゆっくり3~5呼吸(約30秒間)キープする

下半身のシルエットが変わる。1日1セット【脚・腰・体幹をまとめて鍛える】簡単ポーズ

反対側も同様に行います。なお、キープ時に腰が反ってしまうと期待する効果を得ることができませんので、腰が反らないように注意して実践してくださいね。<ヨガ監修:Minami(インストラクター歴4年)>

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