「水は飲んでいるつもりなのに、なんだか体が重い」「夕方になると脚がパンパンになる」。そんな小さな不調を感じていたEさん(40歳・営業事務)が見直したのは、運動や食事ではなく“水分のとり方”でした。

意識したのは、朝と夕方の1日2回、コップ1杯の水をきちんと飲むこと。それだけのシンプルな習慣が、巡りのサポートにつながり、気づけば3ヶ月で−2kgの変化を実感したといいます。

「飲む量」より「飲むタイミング」を変えたのがきっかけ

Eさんは以前から「水は意識して飲んでいる方」だと思っていましたが、振り返ってみると忙しい時間帯ほど水分補給を後回しにしがちだったそうです。そこで決めたのが、朝起きてから1杯、そして夕方の仕事の合間にもう1杯、必ず水を飲むというルール。

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このシンプルな水分補給ルーティンが、Eさんにとって「これなら続く」と思える水ダイエット習慣になりました。結果として、体の巡りが整いやすくなり、冷えやだるさを感じにくくなったといいます。

水分が行き渡ると、むくみや食欲の乱れにも変化が

1日2回の水分補給を続けて2~3週間ほど経った頃、Eさんは「夕方の脚の重さが前より気にならなくなった」と感じ始めました。体内の水分バランスが整うことで、余分な水分を溜め込みにくくなり、むくみが出にくくなったことが関係していそうです。

また、水分不足による“なんとなくの空腹感”が減り、間食に手が伸びにくくなったのも大きな変化。無理な我慢をしなくても、食事量が自然と落ち着いていったといいます。

手軽に続けられる習慣だったからこそ、3ヶ月−2kgにつながった

「これなら私にもできる」と感じられたことが、Eさんが3ヶ月で−2kgに近づけた一番の理由でした。1日何リットルも飲む必要はなく、「朝と夕方に1杯ずつ」でOK。水分補給が習慣になることで、巡りや代謝リズムのサポートが積み重なり、体重にも少しずつ変化が表れました。特別なダイエットをしなくても、“体が整う土台”をつくることができたのです。

忙しい毎日の中でも、水を飲むタイミングを少し意識するだけで、体の軽さを感じやすくなることがあります。朝と夕方のコップ1杯から始める“水分補給ルーティン”は、ダイエット習慣としても取り入れやすい方法なので、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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