冬は気温も湿度も下がり、目元だけ急にくずれやすくなる時期。朝はきれいでも、夕方になるとまぶたがくすんだり、ラインがにじんで疲れた印象になったり。
土台が変わると仕上がりが変わる。まぶたの“乾燥ぐすみ”を整える
冬のまぶたは乾燥しやすく、粉っぽさや色ムラが目立ちやすい状態。影が入りやすくなると、アイシャドウがきれいに密着しにくく、仕上がりの鮮度も落ちがちです。
朝のケアでは、保湿クリームを薄く均一に広げて、肌表面をなめらかに整えるのがポイント。そのあと、アイシャドウベースを仕込むと密着力が高まり、夕方のくすみやヨレを防ぎやすくなります。冬の透明感は“最初のひと手間”で決まる、と意識しておくと仕上がりが安定します。
太く描くほど崩れやすい。にじみにくいのは“最小限のキワ締め”
大人世代の目元は、涙の量や皮脂の出方が変わり、ラインがにじみやすくなる傾向も。太くくっきり描くほど、崩れたときに目立ちやすく、疲れた印象が強まりがちです。そこで意識したいのが、“キワを点で埋めるだけ”の最小限設計。
まつげの間に極細ライナーを少しずつ置くだけで、自然な立体感が出て、にじんでも影が広がりにくくなります。さらに、シャドウの締め色を細く重ねれば、ラインの存在感がやわらぎ、メリハリだけが残ります。
外出先では“引き算リセット”。ティッシュ1枚でくすみを整える
冬の外出時は、乾燥と皮脂が混ざってまぶたがにごりやすくなることも。そんなときは上から重ねるより、まず余分な油分だけをティッシュで軽く押さえてオフすると、シャドウの発色が自然に戻りやすくなります。こすらず、そっと当てるのがコツ。そのうえで、ほんの少しだけシャドウを足すと、厚塗り感が出ずに明るさが復活します。
冬の目元は、乾燥・くすみ・にじみが重なりやすいパーツ。でも、今回挙げた3つのポイントを押さえておけば、忙しい一日でもすっきりとした印象が続きます。崩れ方に合わせて工程を選ぶだけで“大人の目元は格段にきれいに見える”はずです。<text:ミミ> ※本コンテンツの画像は生成AIで作成しています
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