忙しい毎日が続くと、運動する余裕がなくなり、「気づけば体が重く、気持ちまでどんより…」という悩みを抱えやすいもの。今回取材したGさん(41歳・経理)もその1人でした。

そんなGさんが取り入れたのが、朝に10分だけ外を歩く“ゆる散歩”。特別な道具も不要で、起きてすぐの短い外歩きが気分のリセットにつながり、結果として2ヶ月で−2kgという成果を得られたそうです。

朝の10分でスイッチON。「外の空気」が心と体を整えてくれる

Gさんが散歩を始めたきっかけは、朝の切り替えがうまくいかず、1日のスタートが重く感じていたから。そこで試したのが、起きてすぐ家の周りを10分前後歩くことでした。

【2ヶ月で−2kg】毎朝10分の“ゆる散歩”で気分が整う!無...の画像はこちら >>

外のひんやりした空気に触れると自然と姿勢が伸び、深呼吸がしやすくなり、体がじわっと目覚める感覚があったそうです。歩き方にこだわらず、気持ちのまま歩くだけでも、頭がすっきりして「今日もがんばろう」と思えるようになったといいます。

ゆるく歩くだけでも血流が整い、代謝のリズムも立ち上がる

散歩を続けて2~3週間ほどで、Gさんは「朝のだるさが減ってきた」と感じ始めました。朝に少し体を動かすだけで血流が促され、体が温まりやすくなるのがポイント。無理な運動をしなくても“巡りの良い状態”が日中も続きやすくなるため、冷えやむくみの軽減にもつながったそうです。

また、朝にリズムが生まれることで生活習慣全体が整い、夜のだらだら食べやストレス食いが減ったのもダイエットの後押しに。小さな行動が、食べ方や気分の整え方まで自然と変えてくれたと振り返ります。

無理をしない“ゆるさ”が習慣化につながり、2ヶ月で−2kgに

Gさんが続けられた理由は、「できる日だけやる」「10分歩けばOK」というゆるい基準を決めたことでした。

完璧を求めないスタンスが心の負担を減らし、気づけば2ヶ月間続けられたといいます。

散歩そのものの消費カロリーは大きくなくても、朝のリズムが立ち上がることで代謝や気分のコンディションが整いやすくなり、結果として体重も少しずつ変化。特別なダイエットをしなくても、日常に外の空気を取り入れるだけで体は変わり始めるのです。

忙しい朝こそ、10分程度の“ゆる散歩”を自分のための時間にしてみませんか?体だけでなく気分まで軽くなる感覚が、続ける原動力になってくれるはずです。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)>

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