「最近、目が小さくなった気がする…」「まぶたが重い日が増えた」。そんな変化にふと気づいたら、目もとのエイジングが進んでいるサインかも。

この状態、年齢によるたるみだけでなく、日々の習慣がまぶたの印象に影響していることがあるんです。そこで今回は、大人世代に増える“まぶたの下がり見え”と、その背景にある生活習慣について解説します。

|“筋力低下+むくみ”の合わせ技がまぶたの下がりの原因

加齢によって、まぶたを支える筋力がゆるみ始めると、目の開きに影響が出やすくなります。さらに、血流やリンパの流れが滞りやすい大人世代はむくみが重なることで、下がって見えやすい状態に。大きくたるんでいなくても「なんとなく重い」「影が入りやすい」などの違和感が出てきます。

|スマホ時間が長いと“目の奥のコリ”が影を作ることも

長時間のスマホやPC作業は、まばたきの回数を減らして乾燥を招きやすいだけでなく、眼輪筋のこわばりにもつながります。うつむき姿勢が続くと重力でまぶたが下がりやすくなり、実際よりも疲れて見えてしまうことも。目もとの影=老け見えに直結するため、放置はNGです。

|“やさしいケア”でも印象は変わる。今日からできること

いきなり攻めのケアを始める必要はありません。ホットタオルで目もとを温めたり、意識的に10分だけパソコンやスマホの画面から目を離して遠くを見る、目の周りに沿ってやさしくタッチするなど小さな工夫で十分です。また、光で影を飛ばすコスメを味方につけると、印象がやわらぎやすくなります。

まぶたの変化は、年齢のせい“だけ”ではなく、不調や疲れ過ぎを教えてくれる体からの小さなサイン。気づいた今が、ケアの始めどき。

無理なく続けられる習慣から、目もとの印象を整えていきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)>

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