人付き合いが少ししんどい、頑張っているのに空回りしている気がする…。はっきりした原因はないのに、「なんとなく生きづらい」と感じる瞬間が増えていませんか。

大人世代のそうした疎外感は、気のせいや性格の問題ではなく、ホルモンバランスの変化が影響している可能性があります。

「理由のない不安」は体の変化から始まることがある

40代前後になると、女性ホルモンの分泌はゆるやかに変化し始めます。この変化は、体だけでなく心にも影響を与えやすく、感情の揺れや不安感として現れることも。特に、「以前は気にならなかったことが引っかかる」「説明できないモヤモヤが続く」といった感覚は、ホルモンの揺らぎによって心の受け止め方が変わっているからかもしれません。

“生きづらさ”は弱さではなく、感受性の変化

ホルモンバランスが揺らぐと、脳内の神経伝達物質の働きにも影響が出やすくなります。その結果、ストレスへの耐性が下がったり、気持ちの切り替えに時間がかかったりすることも。これは心が弱くなったわけではなく、体の仕組みが変化している途中段階。これまでと同じ頑張り方が合わなくなっているだけ、というケースも少なくありません。

「無理に前向き」より“自分を観察する”視点を

生きづらさを感じたときほど、「気にしすぎないようにしよう」「前向きにならなきゃ」と自分を追い込みがち。でも、本当に必要なのは、気持ちを押し上げることよりも、今の状態を冷静に観察することです。眠りや食事、疲れやすさ、気分の波。そうした日々の小さな変化に目を向けることで、「何が負担になっているのか」が見えやすくなります。

疎外感に気づけたこと自体が、整え直しの第一歩

なんとなく生きづらいと感じるのは、これまで無理をしてきた体と心が、次のステージに進もうとしているサイン。変化に気づけた今こそ、これまでと同じやり方を手放し、自分に合ったペースを探すタイミングです。焦らず、責めず、整え直す。

その積み重ねが、心の重さを少しずつ軽くしてくれます。今の自分を理解することから、無理のない毎日を取り戻していきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)>

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