体重はほとんど変わっていないのに、鏡を見ると「太ってきた気がする」。そんな違和感を覚え始めるのが、ちょうど40代前後です。
体重が同じでも、体のラインは少しずつ変わっていく
40代に入ると、筋肉量や姿勢を支えるインナーマッスルの働きが、少しずつ低下しやすくなります。その結果、同じ体重でもお腹・腰・背中・太ももといった“ラインの輪郭”が曖昧になり、全体が丸く見えやすくなるのです。
さらに、デスクワークやスマホ時間の増加による猫背や骨盤の傾きも、シルエット崩れを加速させる要因に。脂肪が増えていなくても、体の支えが弱くなるだけで「太ったように見える」ことは珍しくありません。この場合は、体の“使われ方”そのものが変化している可能性が高いと言えます。
むくみ・冷えが重なると“実寸以上”に大きく見えやすい
40代以降は、血流やリンパの流れが滞りやすくなり、むくみや冷えが慢性化しやすい時期。水分が体内に溜まりやすくなると、実際のサイズ以上にボリュームが出て見え、輪郭もぼやけやすくなります。
特に下半身やお腹まわりは影響を受けやすく、「朝はスッキリしていたのに、夕方になると一気に重たく見える」という人も少なくありません。これは体内の水分バランスや循環の低下が関係していると考えられます。体重計では拾えない“体のコンディション”が、見た目の印象を大きく左右していることを意識しておきましょう。
体のライン崩れの正体は「筋肉の使われ方」と「回復力の低下」
体のラインは、筋肉が適切に使われ、十分に回復できていることで保たれています。しかし40代以降は、疲労の抜けにくさや睡眠の質の低下、ホルモンバランスの変化などが重なり、筋肉の回復力が徐々に落ちやすくなります。
ラインを整えるために必要なのは、単に運動量を増やすことではなく、「きちんと回復できる体の状態」をつくること。睡眠、冷え対策、呼吸の深さ、日常姿勢のリセットなど、体を立て直す視点が欠かせません。
体重が変わらないのに太って見えると感じたときは、体の使われ方・巡り・回復の質を見直すタイミング。体は整い始めると、少し遅れて見た目がついてきます。「今の体はちゃんと動けているか」「疲れを溜め込みすぎていないか」といった視点に切り替えて、無理のない体づくりを意識していきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)> ※画像は生成AIで制作しています
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