「毎日ちゃんと洗っているのに、夕方になると頭皮のニオイが気になる」「かゆみやムズムズが増えてきた」。大人世代になると、そんな頭皮の違和感を感じる人が少なくありません。

実はこれ、単なる汚れや洗い不足ではなく、頭皮そのものが年齢とともに変化しているサインかもしれません。

40代を超えると皮脂と乾燥のバランスが崩れやすくなる

40代以降は皮脂の分泌量が不安定になり、乾燥しやすい部分とベタつきやすい部分が混在しやすくなります。乾燥した頭皮はバリア機能が低下し、外部刺激に敏感になりやすいため、かゆみや赤みにつながることも。一方で、皮脂が酸化しやすくなることで、ニオイが出やすくなるケースもあるのです。

洗いすぎ・落としすぎは逆効果になることも

不快感が気になると、つい洗浄力の強いシャンプーを使ったり、ゴシゴシ洗ったりしてしまいがちですが、必要なうるおいまで奪ってしまうと、頭皮はさらに乾燥しやすくなります。その結果、皮脂分泌が過剰に働き、かえってニオイやかゆみが悪化するという悪循環に陥ることもあります。

“頭皮のうるおい環境”を整えることが大切

頭皮ケアで意識したいのは、「落とす」よりも「守る」視点。洗浄後はしっかり乾かし、必要に応じて頭皮用ローションなどで保湿を取り入れると、バリア機能の安定につながります。また、血流が低下すると頭皮環境も乱れやすくなるため、軽いマッサージや首・肩まわりの緊張をゆるめる習慣も有効です。

頭皮環境の乱れは、かゆみやニオイだけでなく、髪のハリ・コシ・ツヤにも影響します。違和感を感じたら、「年齢のせい」で済ませず、これからの髪印象を守るためにも早めにケアを見直してください。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)> ※画像は生成AIで作成しています

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