最近、毛穴が前より目立つ気がする、ファンデが毛穴に落ちやすくなった…。そんな変化を感じていませんか。

大人世代になると、毛穴の悩みは皮脂の出すぎよりも、肌構造そのものの変化が影響しているケースが増えてきます。スキンケアを頑張っているのに改善しにくい場合、年齢とともに起こる“毛穴の広がり方の変化”が関係している可能性があるのです。

40代から毛穴は“縦に広がりやすくなる”

若い頃の毛穴トラブルは皮脂詰まりが原因になりやすい一方、40代以降は肌のハリや弾力が低下し、毛穴が縦方向に伸びやすくなります。その結果、影ができて目立ちやすくなり、頬の毛穴が帯状につながって見えることも。洗顔や皮脂ケアだけで改善しにくいのは、毛穴の開き方そのものが変わっているからなのです。

皮脂の“質の変化”が毛穴目立ちにつながることも

年齢とともに皮脂分泌は減る傾向にありますが、その一方で皮脂の成分バランスが変化し、酸化しやすくなることが知られています。酸化した皮脂が毛穴の中に残りやすくなると、毛穴の出口が押し広げられ、開きが固定化しやすくなるケースも。量が多くなくても、質の変化が毛穴目立ちにつながるのが大人世代の特徴です。

毛穴ケアは“やりすぎない”ことも大切

毛穴が気になると、角質ケアや洗浄を強化したくなりますが、やりすぎは肌の支える力を弱め、かえって毛穴を広げやすくしてしまいます。汚れはやさしく落としつつ、肌のハリを保つケアを意識することで、毛穴の形が安定しやすくなります。また、表情筋の緊張をゆるめることも、頬の毛穴印象を和らげる助けになります。

毛穴が目立ち始めたのは、ケアが足りないからではなく、肌の構造が変わり始めたサイン。今の肌状態に合った整え方へ切り替えることが、結果的に毛穴を目立たせにくくする近道になります。年齢変化を前向きに受け止めながら、無理のない毛穴ケアを続けていきましょう。

<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)>

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