しっかり寝たはずなのに、朝から頭が重い。体は休んでいるのに、気力が戻らない。

そんな感覚が増えてきたと感じていませんか?40代に入る頃から増えてくるこの状態、実は「体の疲れ」ではなく、「脳の疲れ」が回復しきっていない可能性があります。情報量や判断の多さが日常化した今、脳は休む間もなく働き続けがち。気づかないうちに“見えない消耗”が積み重なっているのです。

体より先に、脳がオーバーワークになっている

仕事の段取り、家族の予定、スマホから流れ込む情報。40代以降は、常に何かを考え続ける時間が増えやすくなります。体は座っていても、脳はフル稼働のままという状態が続くと、リラックスに切り替わるタイミングを失い、眠っても深い休息に入りにくくなります。その結果、「寝たのに疲れが残る」「何もしていないのにだるい」といった感覚につながっていくのです。

“何もしない時間”が、実は一番取れていない

忙しい大人世代ほど、休んでいるつもりでも脳は休めていないケースが少なくありません。ソファでスマホを見ながら過ごす時間も、実は脳にとっては情報処理の連続。通知やSNSのチェックが続くことで、脳は常に刺激を受け続け、完全なオフ状態に入りづらくなります。結果として、疲労がリセットされないまま翌日を迎え、「回復していない感覚」が慢性化しやすくなるのです。

脳疲労をため込まないための“切り替え習慣”

脳を休ませるために大切なのは、強制的に情報を遮断する時間をつくること。夜のスマホ時間を少し短くする、入浴中は考えごとをせず体の感覚に意識を向ける、寝る前に照明を落として視覚刺激を減らす。こうした小さな切り替えが、脳に「休んでいい時間だ」と伝えるサインになります。

頑張って回復させようとするより、疲れをためない流れをつくることが、大人世代には現実的な対策なのです。

40代からの疲れは、体力の問題だけでは語れません。疲れが抜けない日が増えたと感じたら、まずは脳を休ませる習慣から見直してみてください。それだけで、翌日の軽さが変わってくることも少なくありません。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)> ※画像は生成AIで作成しています

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