リメイクやDIYが得意なユーザーが多いRoomClipでは、100均のモノを素敵にリメイクしてお部屋で使っている写真をたくさん見ることができます。ボディをカラーチェンジしてお部屋の雰囲気に合わせたり、思いもよらないモノに仕上げたり。
100均ウッドボックスリメイク
100均のウッドボックスは種類が豊富です。ダイソーやセリアなどそれぞれのブランドごとに、サイズの大小・厚さのちがい・無地や柄ものなど、たくさんの種類があって目移りしてしまいます。多くのRoomClipユーザーが実践しているのは、チョイスしたウッドボックスをリメイクして好みに合わせた使い方です。
■箱の底に花の模様の紙を敷いて
こちらの四角いウッドボックスはダイソーで人気のアイテムで、まとめ買いユーザーもいます。chocoさんはボディを白く塗り、木箱の底に花柄のシートを敷いています。乙女心をくすぐる繊細であま~いアイテムになっています。何げない小さなところにこだわりがありますね。細部にまで心配りができる豊かさを感じます。
■好みの色を塗ってからエイジングして

ダイソーのプランターに使われるウッドボックス。j.tさんは、100均の塗料を使ってあせた色味にリメイクしています。ひび割れやサインの文字欠け、よごしといったダメージ加工で、アンティーク風に仕上がっています。さっそく多肉植物を入れてみたくなります。
■オイルステンを塗ってヴィンテージ風に

オイルステンを使ってヴィンテージ調に仕上げたN-factoryさん。新品をオイルステンであえてくすませているので高級感が出ています。雑貨屋さんにある小物入れのようですね。
100均ウッドボックスアレンジ
100均のウッドボックスは、買い占めたくなるほどそれぞれに愛らしさがあって、手を加えずにそのままの状態でも十分コレクションしたくなる魅力があります。そこにアレンジを加えることで、100均のモノで作ったとは思えないアイテムができあがります。RoomClipの写真でアレンジを具体的に見てみましょう。
■ブックエンド+木箱で文房具収納に

mitsutakeさんが作った子ども用のステーショナリー収納グッズ。100均のブックエンドと木箱でできているんです。筆記用具を入れるのにちょうどいいサイズで、机の上に置いておくのになじみがよさそうです。ブックエンドと木箱を組み合わせるだけでできるのもアイデア◎。
■木箱を積み重ねて、階段箪笥風に

リメイクされたモノの仕上がりがいいと元の状態が想像できないことがあります。こちらの和風アンティーク調の階段箪笥は、YMD.designさんがダイソーのウッドボックスを使って作ったそうです。セリアの取っ手をつけて華やかになりました。白地に藍色が美しい蕎麦猪口が階段に置かれて絵になる風情です。
■桐の木箱を既製品ぽくアレンジして

lenkaさんは100均の木箱を使った、完成度の高いリメイクを多数制作しています。こちらは、セリアのウッドケース桐(長角)を素材にしてリメイクした既製品風のケースです。アクリル絵の具で色を塗り、水性ウレタンつや消しを塗布して、ステッカーとネームプレート、留め金とていねいな仕事ぶりですね。
■木箱をつなげて、錆びの効いた工具箱風に

Vintageさんも100均の木箱を使ったリメイクを多数制作しています。程よい錆び加工の入れ方が秀逸です。こちらは、セリアの木箱(ロングトレイ)を使って工具箱風に仕上がりました。中に入れた工具とそろいでメインカラーにした赤色が映えて、発色がきれいです。
■ナンバープレート+4段木箱を引き出しに

間仕切りがついたセリアの4段ウッドボックスを横に使って、引き出しとして使うアイデアをかたちにしたmomorinさんのリメイク棚。3段の引き出し表面にウッドプレートが並んでいるのでカモフラージュされて、隣の植物のプランターと相性バッチリです。こういう使い方もあるんですね!
もはや100均とは思えない!
それでは、ここからは100均のウッドボックスを使ったリメイクの上級編を見てみましょう。ひとめぼれしてしまうかもしれない逸品がそろっています。アイデアとアレンジでこんなにも変身してしまうなんて!100均から作っているとは思えないできあがりです。
■木箱を引き出しにした岡持風に

Vintageさんの岡持風引き出しボックス。丁寧な仕上がりで脱帽です。両サイドの凸型の木材は、カッティングボードを使っているんですね!引き出しと持ち手の赤褐色、取っ手の艶が色気のある奥行きの深さを感じさせます。白とのコントラストもいい感じです♪
■桐の木箱がコンテナ風に

lenkaさんは、セリアのウッドケース桐(四角)に木材を木工用ボンドで貼ってステンシルスタンプ、そのうえで錆び塗装をしてコンテナ風にしています。まず、コンテナケースを作ろうという着想力が素晴らしいです。配色や錆の程合いもよく、味があってなじみがいい、オブジェ兼小物入れのできあがりですね。
■オール100均でトランク風に

切手をプレゼントしてくれたお友だちをイメージして、その切手を使って作ったというmamyuさんのトランクケースのようなオブジェ。周りの理科系のオブジェ(お友だちの作品を含めて)もあわせて、ポストカードにしたいような可憐なコーナーになっています。トランクの中に花を飾って、ボタニカルなイメージで素敵です。
■まるでカメラ!?レトロな二眼レフ風に

Vintageさんの二眼レフカメラ風のオブジェは、ほぼ100均のモノだけで作っているのに、このクオリティ。すごいのひと言です。細かいところもペットボトルのキャップを利用したり、100均のビンを活用したり、アイデアの宝庫ですね。作り方を紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
100均のウッドボックスを使ってリメイクしたRoomClipの実例をご紹介しました。100均のウッドボックスは種類がたくさんあり、アレンジによってさまざまに変身してくれる便利なアイテムです。アイデアが詰まった写真と実例を参考にして、ぜひ挑戦してみてください♪
執筆:たちばな ゆり(Yuri Tachibana)