日々の暮らしの中で、増え続けていくものとどのように向き合っていますか。必要だと思って購入したら、意外と使う機会がなかったということもあるかもしれませんね。

そんな思いをされないためにも、今回は余計なものを増やさず、スマートに暮らしていくためのコツをご紹介します。



まずは収納スペースを整えることから始める

物を増やさないを徹底するためには、収納スペースのあり方を見直しておくと良いでしょう。そこから少しずつ管理しやすいようなルールを決め、それに沿って進めていくと、自然とものが増えすぎないスタイルへ移行することができます。では収納スペースを整えるには、どのようなポイントをおさえれば良いのでしょうか。


■収納スペースを決めておく

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まず、収納スペースを決めましょう。きっちりカテゴリー別にできるといいのですが、それがストレスにならないように、暮らしやニーズに合う収納を心がけるといいですね。shinoさんはキッチン横の収納スペースを、オープン仕様にして活用されています。適度な余裕もあり、すっきりした収納が叶えられていますね。


■収納スペースに収まる分に留める

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撮影:sumikoさん


収納スペースは、限りがあります。ものを増やさないためにも、その中に収まる量に調整しましょう。sumikoさんは、IH下の引き出しにケースやフックなどのアイテムを活用して、キッチンツールを無理なく収納されています。ものがあふれることなく収納できると、取り出しやすいというメリットもありますね。


■しまい込まずに中身を把握しやすくしておく

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撮影:violetさん


ものをしまい込んでしまうと、見つけられずにまた購入となることも。痛い出費を防ぐために、収納されているアイテムが何かわかりやすくなる工夫をしておくといいですね。violetさんはおもちゃ収納のケースに、しまうべきおもちゃの画像を貼られています。誰でもわかりやすい表示で、中身も把握しやすくなりますね。



購入するときは何かを手放すトレード式

日々の暮らしに必要なものや、便利になるものを購入する機会があります。購入するだけではものが増えることになってしまうので、何か不要になったものや傷んでいるものとトレードするのはいかがでしょう。この方法では、アイテム数は変わりません。ここでは、ものを増やす前に気をつけるポイントをご紹介します。


■購入前に必要かどうかをよく考える

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撮影:chiekawa63さん


chiekawa63さんは、10年来使っていたソファから、ソフトレザータイプへ買い替えたそうです。長年使うと愛着がわくので処分しにくくなりますが、思い切った後はすっきりしますよね。新しいソファにはオットマンもあるので、足が疲れたときでものびのび座れるのがいいですね。


■新しく購入するときは今あるものとトレード

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撮影:17さん


何かを新調するときは、今あるものとトレードする方法もあります。17さんは、ダイニングテーブルと椅子を買い替えたそうです。これまで使っていたものは、薪としてリサイクルして処分されるとか。新旧でトレードすると、元あったところへ新しいものが設置でき、使用スペースへの影響がほとんどなくて済みますね。


■いくつか断捨離候補リストを考えておく

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撮影:tasoさん


必要なものを購入したのに、手狭に感じることもあります。そんなときを想定して、日々の暮らしの中で断捨離候補リストを考えておくことをおすすめします。tasoさんは棚を処分されたそうですが、服や書類も一掃できてすっきりできたとか。ものを減らせたという達成感と、その後のすっきり感とで一石二鳥ですね。



ネット活用とデータ管理へ移行してすっきり

ネット環境が整っている今、ペーパーレスでの管理がしやすくなりました。捨てられないお子さんの作品や思い出の品などは、そのままにしておくと溜まる一方で、雑多とした雰囲気になってしまいますよね。捨てられないけど残しておきたい!そんなアイテムは、ネット活用とデータ管理へ移行してすっきりさせてみませんか。


■カメラ内のデータもペーパーレス管理

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撮影:as_noteさん


お子さんの作品や家族の写真は、いつまでもそのままの形で残しておきたいのが本音ですよね。でも作品や写真は、そのまま保管するとかさばってしまいます。as_noteさんは、ディスクに1年ごとにまとめて保管されています。ひとまずディスク化すれば、カメラ内のデータも整理できるので、一石二鳥ですね。


■取扱説明書はネットでの代用ができる

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撮影:kisukeさん


家具や家電などの取扱説明書も、溜まってしまいます。説明書はトラブルやお手入れ方法をチェックするくらいなので、kisukeさんのように断捨離してネットで閲覧している方もいらっしゃいます。保証書が添付されているものは注意が必要ですが、ネットで閲覧するスタイルで代用できるかもしれませんね。


■思い出の品はデータ管理も視野に

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撮影:31さん


お子さんの絵を、ファイルして保管している31さん。ファイルの厚みが増してきたということで、スキャンしてデータ化して保管されているそうです。お子さんの成長が感じられる作品は処分しにくいので、画像やデータにして残しておくと、見返したくなったときにいつでも見られますね。


■定期的に定点撮影で評価してみる

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撮影:Jinaさん


Jinaさんはリビングの定点観測のために、画像を撮影されています。目で見る視点と違い、インテリアの雰囲気や片付いているかなど、客観的に評価することができます。

白いソファやクッションに朝日が差し込んで、すがすがしい気持ちになれそうな1枚ですね。

余計なものを増やさずスマートに暮らせたら、掃除も管理もしやすくなるメリットがあります。トレード式やネットの活用、データ化で、今あるものと購入するもののバランスを保つことができます。みなさんも、できることから始めてみませんか。



執筆:choco_chocolate
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