断捨離をすることで、日常生活に余裕が持てるようになった、掃除が楽になった、という話をよく聞きます。ライフスタイルの変化や好みの変化で物が増えることもありますよね。
ソファ・収納家具を断捨離
リビングには、ソファ・リビングテーブルが当たり前のように置かれていますよね。あると確かに便利ですが、あえて置かないことでお部屋の使える面積は一気に拡大しますよ。まず最初に挙げるのは、ソファなどの大型家具を置いていない実例です。
■ソファを断捨離
余計な物がほとんど見当たらない、広々としたお部屋です。ソファを断捨離して床には何も置かないことで、子どもも走れるような、とても広いスペースが生まれました。シンプルでモダンなインテリアでまとめて、モデルルームのようです。
■ソファの代わりにプフ

こちらもソファを断捨離して、広々としたリビングを実現しています。手放すのにとても勇気が必要だったとか。大きな家具を捨てることに抵抗がある人は多いと思いますが、ユーザーさんは引き取ってくれる人が見つかったようです。ソファの代わりに置いたプフが、アクセントになっていますね。
■ソファもテレビボードも断捨離

こちらのお部屋もソファを断捨離し、さらに、収納棚をテレビボードとして利用しています。ある物を活用して役割を兼用させるなんて、とても賢いアイデアですね。
■シンプルな家具にする

こちらの寝室は、ベッドや収納棚はシンプルなデザインで統一し、全体的に物も少ないので、床がいっそう広々と見えます。ラグを敷いておらずセンターテーブルもないので、お掃除がしやすそうですね。ベージュ系の色でコーディネートされており、落ち着いてゆったり過ごせるお部屋です。
引き出しの内容にこだわる
どこに何がしまってあるのか、見やすく整理することができるのが引き出しのメリットです。引き出しの中が物であふれかえっていたら、余計な物がないかチェックしてみるのが大切です。余裕のある引き出しは、見ていても気持ちが良いですよ。
■リビングの引き出し

リビングで必要な物が一目で分かり、取り出しやすく整理されたこちらの引き出し。セリアのアクリルケース、無印良品のPPケースを上手に活用しています。引き出しの中がごちゃごちゃしないためには、仕切りを使って整理するのがコツのようです。
■キッチンの引き出し

必要な分だけのカトラリー類が、ケースに見やすくスッキリと収まっています。こちらのケースは、引き出しのサイズに合わせて伸縮できるのが魅力。上部のスライドトレーも使い勝手が良さそうです。
■アクセサリーケース

ついつい増えてしまいがちなアクセサリー。一つケースを用意して、そこに収まる分だけ持つ、というのも賢い選択です。ユーザーさんは、無印良品のケースを活用しています。ピアスを断捨離して全体が見やすくなったことで、以前よりも選びやすくなりました。
本当に必要かどうか考える
必要な物だけで暮らすには、不要品を大胆に処分しなければいけません。そのような生活のあり方が定着すると、スッキリするのはもちろん、物を大切にする習慣も身につくことでしょう。最後に、そんな暮らしをかなえられたユーザーさんの実例をご紹介します。
■洋服の断捨離

見やすく整えられたクローゼットです。上着などかさばる物でパンパン、ということにはなっていませんね。特に冬物などは、コート・ダウン・ジャケットと数が増えてしまいがちですが、古いアイテムやほとんど着ることのない衣類は、思い切って処分するのも良案かもしれません。
■シンクのラックを撤去

整然と片付き、清潔感あふれるこちらのキッチン。シンクのラックは撤去し、スポンジは、使用後は固く絞って無印良品の白磁トレーに置いているそうです。最低限必要なアイテムに絞ったことで、家事も効率化し、キレイをキープできます。
■スッキリした水回り

とてもスッキリと片付いているこちらの水回り。歯ブラシやコップなど、生活感が出る物は置かれていません。ディスペンサーなどの周辺アイテムも、シンプルなインテリアにフィットするように選んでいます。何を見せ、何を隠すべきか、じっくり考えるのは大切ですね。
まずは、生活するうえで本当に必要なものは何か、と考えることから始める断捨離。何かを処分するのは勇気がいることですよね。
執筆:いんこ