団地暮らしや、リノベーションに興味がある方に向けて、レトロでモダンな団地のインテリアコーディネイト実例をご紹介します。レトロな雰囲気を活かしながら、キッチンやリビング、押入れをご自身で素敵な空間に仕上げているユーザーさんから、自分らしい家にするためのヒントを拝見しましょう。
雰囲気のあるキッチン
大きな湯沸かし器や、吊り戸棚、シルバーのシンクなど、団地のキッチンには時代が感じられる箇所が多々あります。それらをコーディネイトで雰囲気のあるものに変身させているユーザーさんをご紹介します。
■シートやタイルでリメイク
nanohanaさんは、レンジフードにはリメイクシート、戸棚にはベニヤ板を貼ってペンキで塗ってリメイクしています。壁面に貼っている優しい色合いのタイルもキッチンによく合っていますね。ナチュラルで暖かみのあるキッチンに仕上がっています。
■男前なキッチンに大変身

古民家を改装したカフェのように完成度の高いmarionさんのキッチン。冷蔵庫や戸棚だけでなく、備え付けの大きな湯沸かし器も黒色に統一されていて、「さすが!」の一言ですね。
■手作りのキッチンカウンター

miporin0711さんは、キッチンカウンターを手作りされています。対面式のキッチンカウンターがあれば、ご家族の様子を見ながら料理を作ることができて良いですね。見た目だけでなく、使い勝手も良いキッチンになっています。
居心地のいいリビング
家族が集うリビング。団地特有の間取りでも、居心地がいいと感じるリビングには、家族みんなが楽しい毎日を過ごせるための工夫がいっぱいありました。それでは、順にご紹介します。
■障子をリメイク

こちらも1枚目にご紹介したnanohanaさんのご自宅。障子に和紙を貼ってリメイクしています。窓から溢れる光が、和紙によってより暖かい光になっていますね。レトロな家具や、クッションなどの小物も組み合わさって、優しさと安心感のあるお部屋が完成しています。
■グリーンを活用

センス良く飾られたグリーンが印象的な、saokoさんのリビング。こんなに雰囲気のあるお部屋なら、家族との会話も自然と弾みそう!もちろん、ひとり時間も有意義なものになること間違いなしですね。
■壁を黒板にリメイク

me.llamo.mika0512さんは、壁に黒板塗料を塗ってリメイクしています。座る場所もたくさん用意されているので、ご家族だけでなくお友だちとも、のびのびと遊べるお部屋になっています。
■畳をフローリングに

注文住宅かと見間違えるほど美しいリビングですね。なんと、こちらはもと和室だったようです。畳をフローリングにし、襖を取り払った開放感溢れるリビングで、楽しい時間を過ごすことができたら幸せですね。
DIYしがいのある押入れ
収納スペースとしては奥行きがありすぎて、少し使い勝手の悪い押入れ。しかし、その奥行きの広さを活かし、アイディアしだいでは、作業机やベッドに変身させることができます。そんなスペースを大いに活用しているユーザーさんをご紹介します。
■仕事机として活用

Makeesさんは、押入れの隅っこを仕事机として活用されています。真っ赤なイスと、レコードがアクセントになっていますね。また、見ていても気持ちが良いほどキレイに衣類を収納されています。
■自分だけのくつろぎ空間に

こちらの押入れも、先ほどご紹介したsaokoさん宅の実例です。押入れの上段部分に座椅子やカフェコーナーを作って、くつろぎ空間にしています。お気に入りの雑貨やキャラクターに囲まれて過ごすひとときは、きっと格別なものに違いありません。
■子ども用のベッドとして

ikumariさんは、押入れをお子さん用の二段ベッドとして活用しています。ビンテージ感のあるポスターや、カラフルな枕カバーなどもあって、子ども心がくすぐられる寝室になっています。
ユーザーさんはアイディアしだいで、団地のキッチンやリビング、押入れを、雰囲気のある空間に生まれ変わらせていましたね。今回ご紹介した実例が、団地暮らしやリノベーションをお考えの方の参考になれば幸いです。
執筆:miinnno