映画や雑誌で見る、海外の広々としたオシャレなリビング……憧れますよね。今回は、飾りがない直線や曲線を基本に、余計なものを削ぎ落として機能的な「シンプルモダン」テイストを取り上げます。
白を基調としたリビング
さわやかで清潔感あふれる、白を基調としたリビング。白は膨張色なので、空間を広く感じさせる心理効果があります。広々とした印象にしたい人、開放感のある明るいお部屋にしたい人にオススメです。
■ハイセンスなインテリアの選び方を学ぼう
白をメインに、ところどころに明るいグレーを使ったリビング。照明、時計、クッションカバーなど小物づかいのセンスが光ります。植物のグリーンが、さわやかさをプラスしているのもポイントですね。
■中身が見えない収納で雰囲気を守る

リビングに子どものおもちゃコーナーがさりげなく置かれている、saoriさんのお部屋。中身が見えないように収納しているので、シンプルモダンテイストを壊すことなくマッチしています。左にあるコンポニビリの収納ケースが素敵です。
■アートなインテリアでスタイリッシュに

kinaさんのリビングの一角は、アートをインテリアに取り入れていてとってもスタイリッシュです。TVボードは、カラーボックスに自分で扉をつけたものだそう。数々の工夫のアイデアは、見習いたいですね。
ブラック多めでかっこよさアップ
メンズライクなかっこいい雰囲気を出したい人には、お部屋の黒の量を多くすることをオススメします。主張が強く暗くなりがちな黒ですが、使う量を調整すれば、引き締まったかっこいいリビングになりまよ。
■ホテルライクなリビング

グレー×ブラックのカウチソファをメインに、木目調の床にグレーのラグを敷いた、ホテルライクなリビング。壁とカーテンに白を使うことで、バランスよく明るさを取り入れています。
■高級感も出したい人は必見

黒の割合を多くすることで、かっこよさが増しています。床と天井が白なので、広々とした開放感があります。また、大理石風の床にデザイン性の高いシャンデリアによって、高級感が出ていますね。
■吹き抜けリビング

___riiiie___さんのリビングは、何と吹き抜け。空気の流れがよく、開放感あふれるのがいいですね。黒のソファに、さまざまな柄のクッションを置くことで、お部屋のアクセントになっています。
木材のぬくもりを取り入れる
シンプルモダンというと、モノトーンで一歩間違えると冷たい印象を持たれがち。けれど木材を使うことで、生活感を払拭しながらあたたかみのあるリビングにすることができます。
■ほっと落ち着く静かな雰囲気

美しい夜の森の中のような静けさを感じる、yuuさんのリビング。ダイニングテーブルセットなど、床に近い下の方のインテリアに木材を使うことで、安心して腰を落ち着けられる雰囲気です。コットンフラワーや木の枝、鹿の置物などのセンスも見習いたいですね。
■シックで余裕ある広々リビング

木のブラウンと黒が映えるシックな広々とした空間は、ミニマリストのリビングのお手本のよう。物と物の間に距離がたっぷりあり、心にも余裕が出てきそうなお部屋です。
■北欧のような薪ストーブのあるリビング

使い込んでいくうちに味が出てくるのが、木材の家具のいいところ。まるで北欧のような1go-Sanさんのリビングは、床はウォールナット、天井はアガチスという樹種だそうです。薪ストーブをはじめ、デザイン性の高いイスなど、センスとこだわりを感じます。
■光あふれる広々リビング

まるでモデルルームのような、twoさんの素敵なリビング。階段を含めた床一面が木でできているので、はだしで生活したくなりそうです。吹き抜けにすることで、たくさんの光が入ってくる明るい空間になっています。見上げれば2Fの家族と顔を合わせられるのもいいですね。
いかがでしたか?シンプルモダンに大切なのは、色味を少なくすることと、物を少なく余裕ある空間にすることです。お部屋の広さは関係ないので、今回紹介した例を参考に、ぜひ挑戦してみてください。
執筆:葵 美澄(あおいみすみ)